QAエンジニアとして今自分はどこにいるのか?
今日は、今からQAの業界に足をつっこもうとしている方、またはQAっていう職種にチャレンジしているところだけど、この先に何をすればいいだろう?って思われている人むけにつらつら書いてみました。
自分の現在を知る
スキルセットの確認
技術的スキル: テスト自動化ツール(Selenium、Appiumなど)、プログラミング言語(Python、Javaなど)、CI/CDツール(Jenkins、GitLabなど)の理解度をチェック。記載以外にも今私たちのいるIT業界にはツールが様々あります。そういったツールをどこからどこまで使えるのかはレベルを決めて、整理してみるとよいかなと。
ヒューマンスキル: コミュニケーション能力、問題解決能力、チームワーク力など。意外とQAしてる人間はコミュ力が高いと思っています。「今まで話すこと苦手だったんですよね」って人でも、いざ話してみるといやぁ話す話す(笑い) 何がそうさせるのか? きちんと話を聞いてみるところ始めるとよいかもです。意外とリーダーとかそういう人ほど話をよく聞いてくれて、ポイントポイントをおさえられる人が多い。
業績と貢献
過去のプロジェクトでの役割と成果をリストアップ。
特に成功したプロジェクトや改善提案が評価された事例を振り返る。
フィードバック
同僚や上司からのフィードバックを分析。分析をする際には良いポイント/悪いポイントを両方分析すること。長所は伸ばし、短所は理解し同じ失敗をしないために多めに分析がポイント。
自分の強みと改善点を見つける。長所と同じで、では何が今の自分にできることなのか、上記まとめている内容をもとに、QAとしての強みを理解
将来の目標設定
キャリアパスの選択
技術的専門化: 特定のテスト分野(例えば、セキュリティテスト、パフォーマンステスト、自動化テストなど)に特化する。最近だとAIが凄まじい勢いで伸びてきているので、そういうものを活用して何ができるかで結構選択肢の幅は広がるかも。
マネジメント: QAリーダーやQAマネージャーとしてチームを率いる方向に進む。面白みにかける場合があるのでおすすめはしない(たまに、QA(手を動かして不具合をみつけたかったけどってなる)をするためにいるはずなのに、なぜか計画作ったり、色々必要だけどなんかもやってすることを感じちゃう(苦笑)
クロスファンクショナルな役割: デベロッパーやプロダクトマネージャーとの協力を強化し、全体的なプロダクト品質向上を目指す。マネジメントに書いたことと近いけど、よりQAと開発の間を取り持つ役。もっとなんでQAやってるんだっけってなっちゃうかもしれない(苦笑)
新しい技術の習得
新しいテストツールや技術(AI/MLを活用したテスト、自動化フレームワークの最新トレンドなど)を学ぶ。
オンラインコースやワークショップに参加。
ワークショップに参加し、登壇をしてみる。
本を読む。今はスマホがあればとも思うけど。たまは紙をめくって何処かの誰かが書いたものを読むという行為自体が何かを生むこともある。
ネットワーキングとコミュニティ参加
プロフェッショナルなQAコミュニティやカンファレンスに参加し、最新の業界動向を把握。最近はyoutubeでちょっと気になる技術発信や経験者の動画を見るだけでも面白いと思う。
他のQAエンジニアとのネットワーキングを通じて知識を共有。最近の主流ってなんなんだろ? すらっく、でぃすこなどなど何でもありすぎてもうついていけない。
資格取得
ISTQB(国際ソフトウェアテスト資格認定委員会)の認定資格や、JSTQB、IVEC、などQAによった専門的な資格を取得して知識を証明。
ITパスポート/基本情報処理技術者/MOS.とかのわりと取りやすいIT系の知識資格。
行動計画
具体的な目標の設定
短期目標(次の6ヶ月以内に達成したいこと)と長期目標(次の3-5年で達成したいこと)を明確にする。
スキルアッププランの策定
毎月あるいは毎週の勉強時間を設定し、新しい技術やツールを学ぶ計画を立てる。
メンタリングとフィードバックの活用
メンターを見つけて定期的なフィードバックをもらう。
実績の記録と評価
定期的に自分の進捗を評価し、目標達成に向けた調整を行う。
上記つらつらと書いてみたけど。
わりと、今自分がどこにっていう「現在の立ち位置」をしることで
将来のキャリアパスが見えてきます。
なぜか今はQAチームを牛耳ってる人みたいになっている私。
なので、メンバーの評価面談したり色々するんですが、その時わりと書いたことは伝えている。
「何がしたいのか?」「こうなりたい、こうしたいという青写真は?」
もともと管理者とかリーダーって柄ではないので、メンバーにはQAって業務を楽しんで、上を目指してほしいと思う。
さら~と書いてしまったので、何かの参考になれば幸いです。
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