叶わなかった恋愛感情の行く先2

前回の1では、オクダさんに告白するも「友だちでいよう」と告げられ

その後、実現不可能な“恋人同士”への気持ちを昇華させて
“人として尊敬されたい”という方向へのシフトを決意した-
というところまで書きました。


ちなみにそこまでが大学生の頃のことでした。

距離をおきたい…その後

つまづきながらも一応社会人になった私は、少し自分に自信が持てたこともありオクダさんを飲みに誘いました。
その夜はいろいろな話をしたと思いますが、一緒に過ごしていると
『この人を好きだったんだな』
『やっぱりステキな人だな』
『私はこんな人と一緒にいてもらえただけで幸せなのかな』
…とどんどん情緒が不安定になってしまい、なんだかもう帰りたくなくなってしまいました。完全に甘えですね、認められたいという気概はどこへ…

何軒かをハシゴしたのですが、結局朝方路上で土下座するという異常なテンションで(!)もう一軒付き合ってもらいそこで言われたことがあります。

「どうしてアナタは自分を大切にしないのか、

こっちがどんな気持ちでアナタを見ていると思うのか」

泣きながら言われました。


私は認められたい、と思うあまりに心配ばかりかけていたことにその時初めて気づきました。
それに私の思う“好き”よりももっと深い愛情だったのだということにも。

正直、親にも感じたことのないような言い表しがたい気持ちで
私のために泣いてくれる人がいるのになんてことをしてしまったんだろう(;ω;)という気持ちが溢れ、
二人で泣きました(朝7時)。

結局私はどこまでもオクダさんの後を追いかけるばかりで、与えられて教えられてばかりだなと痛感し
改めて好きになってよかったなと、心から思ったのでした。


こんな風に大変にステキなオクダさんとは、知り合ってもう10年程が経ちますがいまだに仲良し!と自信を持って言えます。
今は私が地元に戻ってしまったためなかなか簡単には会えませんが、それでも不安になることはありません。

身内よりも身内のように感じられる大切な存在です。


交際関係だけが愛のカタチじゃなくていい

好きだ!付き合おう!これが全てではないということを知ったのは、彼女のおかげだと思います。
それに、自分を大切に出来ていない人の“好き”は独りよがりであるということもよく分かりました。

自分自身を受け入れられていないと、他人のことも本当には愛せないということは
彼女が好きな吉井和哉も歌っています。

吉井和哉/flower

※youtubeに公式がなかったので歌詞サイトにしました。

https://www.uta-net.com/movie/111555/


彼女の影響で、今では私もすっかり吉井さんとTHE YELLOW MONKEYの大ファンになってしまいました。
吉井さん愛はまたいつか、まとめてみたいと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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