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体調が悪い時に自分の症状を調べていくと新たな病気を引き起こす「サイバー心気症」 ガリガリと学ぶ自律神経 #5

こんにちは、てるです。

体調が優れない時インターネットで症状を検索することってよくありますよね。私も自分で調べて改善方法を知り、実際にやってみるということをやります。(体調とは関係ないですが、最近だとフレグランスを床にこぼしてしまいベタつきが消えないので心配になって調べたりしました。)

心配がなくなる場合だと良いのですが、一方で思いも寄らない重病の可能性があるなんて結果が出てくることもあります。

ささいな体調不良を検索すると癌の可能性が出て余命まで調べてしまう。そのことで頭がいっぱいになってくると心が少しずつ病んでくる。ひどい時は自分が病気だと思い込み、カラダに痛みとして症状が出てくる場合もあります。これを「サイバー心気症」というのです。

軽い症状が重くなるということはよくあるようで、軽い鬱の人が自分で調べていくとどんどん深くハマっていったり、自殺する人は直前で自分で自殺について調べることが多くなるというデータもあります。

このように簡単に解決できることもあれば、病気の検索をして不安が募り検索が加速して心が病んでしまうこともあるのです。

実際に病院へ来院する患者さんのうち、実際に病名がつくのは1割ほどで、残りの9割の患者さんは特に疾患のないような体調不良がほとんど。

ネット検索をして不安を覚えるくらいならずっと悩み続けるよりすぐに病院に向かうほうが賢明と言えるわけです。本当に病気なら早期発見で簡単な治療で終わらせることもできますし、何もなければ心の安堵だって得られます。

質のよい睡眠をとり、ストレッチなど軽い運動を続けても改善されなければまずは行ってみましょう。

『ガリガリと学ぶ自律神経』シリーズで自律神経の整わせ方などを記事にしています。体調が改善することばかりなので参考にしてもらえると嬉しいですし、今回の記事で早めの病院の診察で「早めに行ってよかった」と思ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。

いつも応援してくださる皆様に支えられてます。本当にありがとうございます。