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ヨガと気功 1

noteにこれまで書いてきたように、ぼくはヨガを熱心にやっている。ヨガで心身の調和を取り、日々を穏やかに過ごしつつ、ヨガの目標であるところを目指す。しかし、数年前に腰痛を発した頃に取り入れた気功も大変いいものだと思う。その頃、ヨガの経験が浅かったぼくは気功の本も買ってみて、気功もはじめてみたのだ。ヨガをやってその本の通りに気功もやるとなると、相当な時間をとられるので、そのうち気に入った気功の動きがヨガの時間に残った。

その気功の本、とてもよい本なので紹介したい。

中健次郎 病気が治る「気功入門」マキノ出版dvd付き

タイトルは本を売りたい出版社がつけたものだと思うけど、10個ほどの気功法が載っていて、中先生の人柄が分かる語り口調に癒される。
その気功法がどういうものかは、本やDVDを見て貰うとして、気功とは何かを書いてある箇所を引用してみたい。

「気功の本質は『調和』にあります。体と心の調和、他人との調和、全てと調和することで、『一』なる世界に戻っていくのです。結果として心身のバランスが整い、病気が治ったり、超人的な目覚めたりもしますが、気功は目的ではなく、すべてのものと調和するための一つの手段に過ぎません。」
「宇宙や自然界の永遠の実相(真実の姿)を実感し、それを形ある世界に顕現していく。それこそが気功の目的であり、目指す到達地点なのです。宇宙は一つの統一体であることを悟り、すべてと調和して「一」なる世界と合わさることを、気功では「天人合一といいます。」
「暗雲の向こうに青空があるように、動き回る心の奥には、変わることのない純粋意識があります。そして、その深いところにある不変の意識は、宇宙にあまねく満ちている意識と同じです。もともと、私たちは宇宙とつながっているのです」

ぼくの「YOGAをすること②」を読んでいただいた方には分かると思うけど、 YOGAの目的と全く同じだ。

宇宙とひとつになること。ヨガと気功は兄弟なのだ。古代インドから伝わっているヨガ、古代中国から伝わる気功。4000年の時の洗礼を経ても現代へと残り、未来へと繋がっていくもの。

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