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個性(素材)が活きるパエリアとチームのつくり方

どうも、可能性を最大限に活かして生きる人と組織をサポートしています、マインドフルネスコーチのてるいです。


先日、パエリアを食べたんです。


パエリアを食べました


まず、こちらご覧ください。

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あー…なんとおいしそうなパエリア。魚介の出汁がしみ込んだお米に、この色鮮やかな具材。味はシンプルだけど、奥が深ーい魚介の旨味を感じます。日本食に例えると炊き込みご飯でしょうか?香りもふわぁっと豊かで、目の前に運ばれてきた時点からもうたまりませんでした。


たまたまこの写真を見返していた時、プロはどうやって作っているんだろう?と気になってレシピを検索してみました。


なぬーーーー!そうですか、そうでしたか!これってチームビルディングと似ているぞ!というわけで、今日はパエリアのレシピから、強みを活かして成果を出すためのチームづくりについて書いていこうと思います。


個性(素材)が活きるパエリアとチームのつくり方


先ほどのこちらのサイトには、プロが作るパエリアづくりの3つのポイントについて書いていました。

【プロと家庭はここが違う! パエリア作り3つのポイント】
①スープに魚介のうまみを凝縮させる!

②米は洗わない&炒めない!
③最後までふたはしない!

記事に載っていた詳細とともに、チームづくりと何がどうリンクしているのか見ていきたいと思います。


①スープに魚介のうまみを凝縮させる!
魚介のうまみをスープに閉じ込めることが、美味しいパエリア作りの最大のポイント。いかと野菜は炒めて味を引き出す、エビの頭を潰してスープにミソを溶くなど、ちょっとした工夫が大切なんです。

→『魚介のうまみをスープに閉じ込めることが、おいしいパエリアづくりの最大のポイント』という部分が、『一人ひとりの強みを活かすチームを作っていくことが、成果を出すチームづくりの最大のポイント』と読めるのは私だけでしょうか。(マニアックな解釈…)


強みを活かすためには、そもそも一人ひとりの強みが何か?(素材のうまみ)を理解するということが重要ですね!『ちょっとした工夫が大切』というのも、『人は違う』と理解したうえで、『人に合わせてコミュニケーションをとっていくのが大切』ということにもつながってきます!うーん、深い。


②米は洗わない&炒めない!
米は洗ったり、炒めたりすることで割れやすいため、ベチャッとした炊き上がりの原因に。米は洗わずそのまま使います。

→えええ!洗わないんですか!(今まで洗ってました…)米の特性を理解したうえで、どう調理するとおいしいパエリアになるのか。前例やべき論に当てはめて考えず、目的と状況に合わせ、どのような調理法(手段)が良いか常に考えていくことが大事ですね!!


③最後までふたはしない!
炊くときにふたはせず、水分を蒸発させながら加熱するのがポイント。濃度を詰めていくことで、うまみが凝縮されます。

→水分を蒸発させながら加熱する…これはなんだか対話とリンクしてきますね!「言いたいことが言えない」という組織あるあるをよく耳にしますが、ビジョンや目標を達成するために必要なことを言うというのも、チームづくりでは非常に大切になってきます。


『濃度を詰めていくことで、旨味が凝縮されます』という部分も、対話を繰り返し続けていくことで、お互いのイメージが近づき、チームが醸成されていうことにも通じていますね!言うべきことが言えない、蓋をされたような空気感…「何となく言っちゃいけない」というような環境ではなく、対話が出来る場をつくるということも大切ですね!

強みを活かして成果を出すには


まさかパエリアのレシピを見て、チームづくりを連想するとは自分でも思いませんでしたが、つながるところがたくさんありました!一人ひとりの強みを活かしてビジョンを実現していくために大切な3つの要素があります。


それが、『人×仕組みx関係性』です。


パエリアづくりと照らし合わせると

人  →素材の味(違い)を理解したうえで、素材の味を活かし
仕組み→おいしいパエリアを作るために、その素材に合わせた調理法を用いながら
関係性→それぞれの素材のうまみが活きて凝縮されるよう、蓋をせず煮詰めていく


素材のうまみが活きる料理も、一人ひとりの強みが活きるチームも、まずはどんなものをつくりたいのか?を明確にして、違いと強みを理解することが第一歩ですね!

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