キリストへの訴訟
ソドムとゴドラを堕落させるなど人間に対して問題を起こしてきたベリアルです 。
色々やっているはいるものの、何と天界でキリストを相手に訴訟を起こすという行動に出ます。
キリストが地獄の領地を侵したからだというのです。
しかも、神は裁判を開くことにしました。
裁判官はソロモンです。
キリストの弁護人はモーセというすごいメンバーでの裁判となりました。
ベリアルは裁判には負けるものの、裁判では活躍し、言葉たくみな堕天使としてのポジションを確立していったのです。
堕天使にはなったわけですが、元々は力天使であり、ミカエルなどよりも階級は上の天使でした。
実際に、ルシファーの次に作られた天使でした。
地獄に堕ちてからは、ソロモンの使い魔となりました。
天界でも偉大だっただけに地獄でも活躍し、召喚者に対しても多くの助言をするのですが、案外嘘をつくことも多く、召喚者はきちんと契約をしないといけません。
ソロモンとの契約からは最終的に解放されるのですが、多くの悪魔は地獄に戻ったにも関わらず、ベリアルは人間界に残り続けたと言います。
天界でも神をも巻き込んで裁判をするくらいですから、よほど人間社会に向いていたのでしょうね。
裁判という手段に訴えるなど、様々なタイプがいます。
案外、人間の方がどうしようもないというケースもありますしね。
何事も表面的に判断せず、中身まで知っていくことが大切です。
特に見えない世界は奥が深いですからね。
これからも良い記事を書いていきます。