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ソロモン王、神も悪魔も味方につけた人間力

古代イスラエル王国の三代目の王が、ソロモンです。
父親の名前はミケランジェロの作品で有名なダビデ王ですね。

ソロモン王は2つのものをダビデ王から受け継ぎます。

ひとつ目は天使や悪魔について記されているラジエル書です。
ふたつ目は大天使ミカエルが授けた悪魔を操ることのできる力を持った指輪です。

ソロモンが王に就任すると、部族を統一し、軍を強化し、貿易を発展させ、功績をあげました。
そして、ある夜、夢で神と話すのでした。

神は望むものを与えると約束してくれましたが、ソロモン王は国民を幸せにするための知恵を求めたのです。
自分の欲望ではなく、国民の幸せを願う気持ちに神は応え、知恵を授け、ソロモン王は賢者として、国の問題解決に奔走しました。

欲の管理ができたソロモンにとっては神だけでなく、悪魔も協力しました。
ミカエルの指輪によって、72柱の上級な悪魔を使い魔としたのです。
位の低い悪魔では単純なことしかできませんが、上級の悪魔となれば魔術を使ったり、過去や未来をみたりと応用ができます。
賢者ソロモンはその欲望の管理によって神どころか悪魔までも味方につけ、多くのことを成し遂げたのです。

わたしは日頃から基礎である瞑想の重要性についてお話ししているのは、もし力を得て、多くの見えない世界の方々の協力を得られることになったとしても欲望の管理ができなければ使いこなせないばかりか、悪い結果を及ぼしかねないという問題があるからです。
多くの方から気などが分かってきたとコメントをいただいておりますが、その先には多くの欲の管理が問われるようなシチュエーションも出てくるでしょう。
基本をきちんとやって応用していくことが重要です。


これからも良い記事を書いていきます。