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古代人たちの自然探究

古代の人たちは自然の脅威というものを受けて、神との交流を目指しました。
そこでさらに体系的な知を探し求めたのです。

いつもは古代中国からの理論について書いていますが、こうした流れは各地で起こりました。
(世界中、悩みは同じようなことなのです。)
メソポタミアでもエジプトでもインドでもギリシアでも、多くの賢者が生まれたのはそういう悩みがあったからなのです。

各地で共通しているのが、世界がいくつかの要素で構成されているという考え方です。
その分類に応じて、それぞれの影響を考えたりしました。
たとえば4つのエレメントに分けて考える四大思想や七惑星に分ける七元思想がありますね。

同様に中国では陰陽がベースになりました。

そこから四象に展開され、森羅万象を8つの気で捉える八卦が生み出され、易の思想が生まれます。

他の流れで五行の思想も中国にはあり、これが陰陽と結びついたことで陰陽五行となって日本に渡ってきました。

世界中で同じように自然を観察し、自然の構成要素を当てはめて、因果関係などを調べていくというのは面白いですね。
古代の叡智を知ることは見えない世界を理解していくのに大きな助けとなります。
背景にある理論も含めて一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。