易概論
細い棒を持ち、算木を並べて、彼らは一体何をしているのかというような動作が多い易です。
しかし、占いというものを考える上で、そのルーツとも言えるのがこの占いなのです。
見えない世界にあまり詳しくない人であっても陰陽という言葉くらいは効いたことがあると思います。
並べていく算木には溝が彫られています。陰陽を組み合わせていくことで、卦を作っていきます。
これだけで、この世界のあらゆることを読み取ることで、吉凶を判断していくのです。
陰陽に代表されるように、太極というものが存在します。太極から、8つの組み合わせを生じさせたのが八卦です。
さらに八卦を2つ組み合わせますから、8の2乗となり、64です。
そこで六十四卦になるわけです。
このように占っていくのですね。
易は判断をするのに適しています。かの孔子さまも何かを決めるのは易によって行っていました。
遥か遠い昔から蓄積されてきたこの叡智は決して霊感などのような一部の人だけができるという類のものではありません。
あくまでも世界のロジックを観察した結果なのです。当然ロジックによる占いです。
皆さまもこのような学びに関心があるようでしたら、ぜひ一緒に学びませんか。
これからも良い記事を書いていきます。