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学術

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学と術に関するマガジンです。占術、霊術、霊学、陰陽道など、学や術、あるいは道に関する理論や概論をご紹介しています。
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2023年6月の記事一覧

旅人を演じる大天使

アッシリア人捕虜だったトビトは貧しい生活だった上に事故で目が見えなくなってしまいました。…

最澄のカリスマ性

エリート街道を進んでいた19歳の最澄はそこからその地位を捨てて、比叡山に籠もりました。 そ…

春秋戦国時代と自由な発想

中国の歴史の中で変革の著しい時期として春秋戦国時代が挙げられます。 戦国時代においては鉄…

神と呪力

道教の思想によって様々な呪が生まれました。 この原理というのは天神と地祇の公会によって神…

まっすぐの道

老子の自然というものの捉え方は画期的でした。 道徳経と言われ、道と徳の二篇があるわけです…

帝国をも滅ぼしたハエの王

1565年、フランスでニコールという女性がおかしな行動を繰り返す様になりました。 両親はおか…

あるがままの道

老子は道徳というものを唱えました。 自然を生まれては消滅していく物理的なものとして捉えました。 そこから物事には一定の法則で動いているということを見出します。 万物の根元、そしてそれを動かすものを道と名付けました。 道というのも不変ではありません。 無でありながらも、宇宙には万物があるわけですから、有でもあるわけです。 無は何かが生まれる始まりであり、有は滅亡への始まりなのです。 無と有が互いに変化していく作用というのは、はかりしれないからこそ、玄なのです。 この