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春秋戦国時代と自由な発想

中国の歴史の中で変革の著しい時期として春秋戦国時代が挙げられます。
戦国時代においては鉄製の農具というイノベーションがありましたから、農業の生産性も大きく飛躍しました。

そこから技術革新と激しい競争の時代となり、諸国の戦争は激しくなりました。

春秋時代初期には100以上あった国は次々と統合されていくことになり、戦国時代には20に減りました。
そして、有名な戦国七雄の対立を経て、始皇帝が天下統一を実現し、が誕生します。

弱肉強食の世界ですから、どの国も有能な人材を求めたのは当然の結果でした。

魯の国の孔子はそのような時代背景にあって人材教育を行い、歴史に名を残したわけです。

孔子を筆頭とした学派は儒家と呼ばれましたが、当時は別の派閥が現れました。
墨子を中心とした墨家です。

この2つの流れから、様々な学派が生まれました。
また、その学派を批判する立場でも様々な学派が生まれたのです。

その結果、その結果、様々な学派が生まれたことで、多くの思想家が誕生しました。

これが諸子百家というものです。

子というのが先生で、家というのが学派のことですから、文字通り多くの思想家と学派が生まれた時代なのです。

歴史というものを紐解くことでこれだけの思想が出てきたのが、よく分かります。
しかし、今の時代も当時の様に個人が様々なツールを使い自由な発信を行っています。
ある意味では当時とよく似ているのかもしれません。
過去の人たちがそうしたように、今も様々なものが生まれていますから、あまり着目されていない見えない世界というものを学んで一旗あげようというのも面白いと思います。
興味のある方はぜひ一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。