見出し画像

世の中に溢れる「持続可能性」について考える

どうも、本保です。最近ちょっと考えごとしていたので言葉にしたくて書いてみた。


ついこの間、パタゴニアが大々的な事業展開をして世間から注目を浴びたのが記憶に新しいと思います。

周りでも環境活動家や、地球環境に興味を持ってる人も増えたり、SDGsという言葉が世間的にはわりと浸透してきたと思います。

全世界が「持続可能性」について話し合うことはとても良いことだなと思いますし、ビジネスのあり方もESG投資やB-Corpなどのサスティナブル系に資金が集まったり、まさに世界が同じ方向に向こうとしているような”空気感”が漂っている感をひしひしと感じるしだいです。

さてさて、表題に書いた「世の中に溢れる「持続可能性」について考える」ということなんですが、ここ最近個人的に思っていることがあります。

先に言っておくと、このテーマについては自分なりの答えがなく、ただ問を発してるだけなので、読み手の方がどう考えるかをぜひ聞いてみたいです。

というのも、パタゴニアの話に戻りまして、先の件があったときに、僕はとてもパタゴニアの取り組みに共感をしたのでシュイナードの経営本を購入して読みました。(オススメなのでぜひ読んで下さい!)

なぜ僕がパタゴニアの取組にとても共感したかというと、

会社のミッションやビジョンが圧倒的にアクションに直結してるから

だと思ってます。もうちょっと言い換えると、「ミッションに振り切っている」とも言えるのかなと。

世の中には星の数ほど企業がありますが(自分の会社含め)、そこに掲げてる企業のMVVが実はアレ?というようなこともしばしばあったりします。

まあ実際に内部で働いてる従業員がどう思っているかというのはわかりませんが、それでもB-Corpでも世界トップの数値を出していたり、サプライチェーンからサスティナブリティを見直していることや、現在では食の事業にも進んでいたりと様々に展開しています。
とまあ、パタゴニアはとても素晴らしい活動をされているとものすごく感銘を受けました。

ところで本の一冊の中で、このような言葉がありました。

「地球が持続可能でなければ、わたしたちのビジネスが持続可能になることはありえるのか」

つまり、地球が生きてなければ僕ら人間も生きられないよね、ということなんですが、まさしくそうだなと思いました。

本の中でも、パタゴニアは「消費をすることが地球環境に負荷を与えている。そのため、なるべく環境に負荷を与えないサプライチェーンの仕組みを作っている」ということでしたが、ここで僕は一つ疑問がありました。

消費をすればするほど地球環境にプラスの影響を与える消費はあるのか

ということです。僕としてはここの答えにたどり着いてないのですが、今のところそんな消費は「ない」という着地点になっており、誰か何かアイデアがあれば教えてほしいです。

つまるところ、今の「持続可能性」というのは、僕ら人間が生き残れるための持続可能性、そしてそれをウリにしたビジネスでしかないのだなと思ってしまいました。今より地球環境に与える負荷が少ないだけで0ではなく、それを100億人の人間が使えば、結果的に今よりマイナスになるかもしれない。(だから人口削減計画が出てくると思うのだけれど)

エシカルは地球には優しいが、すべてを足し合わせると地球にはプラスではないのかもしれない。

使えば使うほど、地球にプラスになる消費というのものがあればぜひそれを推し進めたい。地球にプラスのフィードバックを生み出す消費を何かを考えている。

と思いつつも、サスティナブリティを追求するビジネスは今の社会にとっては絶対に必要だし、それをないがしろにしているわけではないです。

大事なのは我々人間に優しくあるモデルである以上に、地球に優しくあるモデルでないといけないということなのだなと。

消費すればするほど、地球環境にプラスのフィードバックを与える消費

あるのか、コレ?笑

この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?