心理的安全性を人に伝えるには?
.こんばんは。ひさしぶりのnoteになります。
今日は社内で他部署の方と1on1を行いました。
クライアントさんの悩みは、心理的安全性をどのようにまわりの人に伝えていったらよいか、というものでした。
心理的安全性がどういったものかわからない、そもそもぬるま湯な環境なんでしょ?とネガティブな見方をされている中で、どう表現して伝えていったらいいか、難しいなあと思いました。
心理的安全性って単語も意味も知っているが、実際に見たことがないし、感じたことがない、という人も少なからずいると思います。
結論としては、Don't think, Feel! です。
#心理的安全性とは
一言でいうと、誰に何を言っても大丈夫!と感じられるような環境
本音と建て前を使い分けないといけない局面が多い社風だと難しいかも。
#心理的安全性は感じるもの
心理的安全性を理論的に説明することは可能ですが、頭で考えてつかめるものでもないです。相手を認める、尊重することで多様性を受け入れるとか、きれいな言葉でまとめたい気持ちもわかります。でも、ダイバーシティと同じで言葉でいくら言っても何も変わりません。
#言葉で伝えるより、体感できる場をつくろう
今日のセッションでは、最終的に伝えるのではなく、心理的安全性を体感できる場をつくってみようということになりました。
空気感なので、言葉よりも五感で感じ取れるがいいんじゃないかって
思いました。
#心理的安全を高めるアプローチ
1on1や、プライベートでのコミュニケーションを増やすなどいろいろあると思います。個人的には、ワーク形式がおすすめだと思います。個人的なつながりや関係性がなくても、マニュアルに沿ってやっていくと、自然とカタチになるからです。
今日はよさカードを紹介してみます。
心理的安全性に関心を持ったのは2017年のこと。
とある状況で必要になったチームビルディングで、友人から教えていただいた「よさカード」を使いながら、毎朝みんなで10分集まってコミュニケーションの場を持ちました。
そもそも、何の共通点もないメンバーが集められて何かをしなければならないなんて、ムリゲーみたいな設定でのスタート。まずは何かこの空気感を変えたいと思って始めたら、2週間くらいでなんと!一緒にメンバーと話すのがなんとなく楽しくなってきたり、この人こんなこと考えてたんだな、とお互いのことがすこしずつ見えるように。朝の集まりもやらされ感がなくなり、朝のリフレッシュと感じられるようになったりと、いろんな効果がでてきました。
1対1で心理的安全性を高められるのかなどと悩むくらいであればワーク形式がおすすめです!
#最後に
心理的安全性を高めるには、リーダーや上のポジションの方が実践できるかがポイントです。人に依存しないよう、ワーク形式で空気感をうみだす、体感する、ないよりある世界がいいと感じられる、そんな風にステップを踏んでいけば、本当の意味でのコミュニケーションの土台ができあがってくるのではないでしょうか。
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