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サウナ初級者がホームサウナを探すー港北天然温泉 ゆったりCOco編ー

サウナーというのは、誰もがホームサウナというものを持っているらしい。ホームサウナというのは、家にサウナを作るわけでなく、よく行くメインサウナのことだ。

今回は、ホームサウナを探す、最後の第3候補に行ってみた。

第1候補はこちら↓

第2候補はこちら↓


最後の候補は、センター南とセンター北の間にある、港北天然温泉 ゆったりCOcoだ。港北みなもというショッピングセンターの3階にある。


エスカレーターで向かうと2階には、くら寿司があった。「サウナ入って、ビール飲んでから、くら寿司に行くのもありだな」と思いつつ、ゆったりCOcoに到着。平日は、大人フルタイム1,280円だが、お食事パックを選択した。1,580円で、生ビールとおつまみが付いてくるお得なプランだ。

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軽く館内を見まわしてから、ロッカーへ向かい、いざお風呂場へ。


全体を見渡してから身体を洗う。シャンプー、リンス、ボディーソープは、髪がパサパサになるあの種類の物だった。全体的に、施設に古さを感じる。一つ前に行ったスパラクーア、湯もみの里があまりにも綺麗だったから、余計に感じてしまった。

いつも通り、身体を速攻で洗い、内風呂に入る。42度くらいでなかなか熱い。「やっぱり熱い温泉って最高だよなー」と思い、露天風呂へ。露天風呂は、天然温泉に炭酸を溶かし込ませた、高濃度人工炭酸風呂だった。ハーブ湯、ミルキーバスと忙しくお風呂をはしご。

サウナまではしご風呂、といった感じか。「佐藤栞里が来てくれないかなぁ」とかありえないことを想像しながら、1セット目のサウナへ。


入り口をあけると、左右にスペースがあり、左側にはテレビが置かれていた。サウナヒーターは3つあり、その上にサウナストーンが、少しずつ置かれていた。サウナ内の温度は92度。

僕はテレビが見える左側に向かった。3段のスペースがあり、3段目であぐらをかく。コロナ対策で隣同士座れないようにしていたが、19人が座れるスペースがあった。

2分位で思いのほか早く汗が出てきた。これは嬉しい誤算だ。サウナの質でいえば、他の2候補より上回っている。想像以上だったので我慢できず8分で水風呂へ。

水風呂は17度で結構深さがあり、詰めれば4人くらいまでは入れるだろうか。その日は、最大2人までしか同時に入らなかった。首まで浸かりじっくり身体を冷やし、外気浴へ。

リクライニングチェア2個、チェア3個、ベンチ2個と、数は十分にある。

リクライニングチェアで休んでいると、道路から車の音が聞こえ、夏の少しぬるい風がまったりと身体を包んでいく。


2セット目のサウナは10分。テレビは壁寄りにあり、左側ゾーンに行っても、見えないスペースがあるのが残念。やっぱりテレビはサウナの中央に無いといけない。

でも、テレビを見たくない人は、右側のスペースに行くことが出来るのは、良いのかもしれない。バーベキューでも、炭は全体に置くのではなく、強火、弱火、休憩ゾーンと3パターンくらいに分けると、便利なのと一緒だ。


水風呂では、2パターンの体勢で入った。実は前回のスパラクーアで、体勢を研究していたのだ。

1つ目は、手は軽く握り、身体を小さくまとめる体勢。赤ちゃんがお母さんのおなかにいるイメージだ。この体勢だと羽衣を感じやすくなる。

2つ目は、手はパーにし、身体を少し開き気味にする。身体を開放するイメージだ。この体勢だと、羽衣は出来ないが、水の冷たさを身体に吸収することが出来る。水と一体化する感じになれる。

どちらも気持ち良いし、水風呂の環境によって、使い分けるとより、楽しめるのではないかと思っている。


外気浴は、リクライニングチェア。サウナーが全然いないので、休憩はし放題、チェアは選びたい放題だ。

ゆっくり休憩しながら、実は薄々感じていたのだが、僕はリクライニングチェアがあまり合っていないらしい。合っていないというか、チェアの方が、身体が敏感になるように思う。

恐らく、リクライニングチェアだと、身体とチェアの接地面積が多過ぎるのがいけないように思う。接地=固定されているイメージだ。何事も自由が気持ち良い。「次はチェア座ろう」と思い、3セット目へ。


サウナは10分。水風呂では、一番深い所ではなく、段差に座り身体を小さくして入った。座ることにより、身体が安定し、より羽衣を感じやすくなる。

「水風呂って奥が深いなー」と感激し、外気浴へ。

もちろんチェアだ。やはり想像していた通り、チェアの方が気持ちが良かった。しかしここのチェア。薄い為か少ししなるのだ。

休憩していると、心臓だけでなく、手足から指先まで、ドクドクと脈を感じることが出来る。この時は、おでこまでドクドクしていた。その状態で、しなるイスに座ると、全身のドクドクにより、イスが揺れているように感じる。

頭を背もたれにかけていると「頭に心臓があるんじゃないか?」と勘違いするくらいだ。「なんかこれは違うな、気持ち良いか、気持ち悪いのかよくわからん」と初めての体験だった。


そして、最後の4セット目。サウナには13分入り、汗を出しまくる。水風呂では、2つの大勢で入り、外気浴はベンチで休憩。

「あぁ気持ち良いなー」と大満足。


これでサウナは終わり。気になっていた、スチーム腰掛湯へ向かう。中に入ると、「スチーム・腰掛湯・足湯の三重奏で最高のリラクゼーションを」と説明通りの気持ち良さ。ほんのりハーブの香りが心地よい。

その後は、お風呂に入りつつ、もう一つ気になっていた、寝ころび湯が空くのを待つ。コロナ対策で3人しか使えないのだが、皆使用時間が長い。

ちょうど空いたので、寝ころび湯へ。湯と言ってもほんの少し流れているだけだ。「普通の寝ころび湯より、さらに少なくねえか」と思いつつ、寝ころぶと驚いた。めちゃくちゃ気持ち良いのだ。「こりゃみんな長時間寝転ぶはずだわ」と20分間も堪能してしまった。

今後は、「絶対に寝転んでやる!」と決め、最後にはしご風呂で締めて、終了。


館内着に着替え、レストランへ。お食事パックは、1,580円と1,780円のプランがある。1,780円だと普通に食事が出来る。普通に入ると1,280円なので、かなりお得だと思う。

僕は、1,580円のプランで、生ビールとおつまみを堪能。やっぱり家で飲むビールよりも外で飲む生ビールの方が圧倒的に美味い。味以外にも、飲む環境なのだろうか。今度、家でのビールももっと研究しないといけないと思う。

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ビールを飲みながら、2階のくら寿司を調べると、24時まで空いているとのこと。でもコロナだからわからない。「ここも24時までだから、多分くら寿司もやっているだろう」と判断。「ゆったりスペースで1時間休憩して、くら寿司に行こう」と決めた。


ゆったりスペースでは寝るつもりだったが、結構な量の漫画が置かれており、思わず漫画を読んでしまった。手に取ったのは、中田敦彦のYouTube大学で、また読みたくなったスラムダンクだ。

また読みたいと言っても、僕はスラムダンクを人生で一度しか読んだことがない。それも高校時代だから15年以上前だ。


どこから読もうか迷ったが、結局1巻を手に取ってしまった。最初より、途中の方が面白いのは分かっているのだが、もう一度全部読み直そうと思い、3巻までを1時間で一気に読んだ。

ちょうど、陵南との練習試合で、仙道が遅刻して試合が始まる場面で終わるので、4巻も読もうかと思ったが、くら寿司を選択した。


ちなみに、最大の目的。ホームサウナは、港北天然温泉 ゆったりCOcoに決めた。港北の湯、湯もみの里も良いのだが、サウナのレベルだと、ゆったりCOcoが一番良かった。

お風呂が一番良いのは、港北の湯。外気浴が一番良いのは、湯もみの里である。


「大満足だ。絶対にまた来よう!」と思い、くら寿司に行く為、フロントへ。支払いは、本当に1,580円だった。サウナ、お風呂、ビール、漫画読んで1580円とは安過ぎる。


エスカレーターを降り、くら寿司へ行くと、なんと既に閉まっていた。

「マジかよ、くら寿司の為に、ビールとつまみだけにして、スラムダンク読むの止めて、こっちは来てるんだぞ」

「ふざけんなよぉ!」とハライチ岩井のように叫んだのは言うまでもない。


気になる方は、04:28から、「ふざけんなよぉ」聞けます。















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