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自分への興味を忘れないようにしたい-大谷選手メジャー挑戦記者会見とMVP獲得-

「○○さんが、転職するので、メッセージもらえますか?」

前職の後輩からLINEが来た。

なんて書こうかと考えつつ、自分が転職した際も、送別会やメッセージをしてもらったことを思い出す。そういえば、他部署の同期からのメッセージは、なんだかこっぱずかしくて、読まずにそのままな気がする。

考えながら、スマホのメモに書いていると、少し長くなってしまった。

内容としては、○○くんとの思い出、転職経験者としての感想、刺激になるような記事の紹介

最後に、「自分の可能性への興味を忘れずに、新天地でも頑張って!」と締めた。

読み返すと、○○くんに書きつつ、自分に書いているような気分になった。


自分の可能性への興味

これは、2017年11月11日に大谷翔平選手がメジャー挑戦の際に、記者会見で大谷選手自身が、自分に対して(どこまで出来るのか)興味があるとコメントしていたのだ。

僕が卓球の仕事をしようと思ったのは、会社の箱根で行われた9年目研修。

研修の冒頭で、とある部署の関西出身の本部長が、

「今日、日経見た?大谷のメジャー挑戦の記事あったやろ?あれ、ええなと思ってな。なんで、今メジャーなのか?に対して、自分への興味があると答えたらしいねんな」(あと数年待てば、莫大な金額の契約が出来る可能性があったのに、年俸大幅減少でメジャー挑戦した)

この話にハッと衝撃を受け、ノート左側に研修の内容を書きながら、ノート右側にどのような卓球の仕事が出来るか、ということを書いていた。

研修帰りのバスで、隣の席に座った同期に「俺、転職するよ」と話し、帰宅後、大谷選手の記事を切り抜き、ノートに貼ったのだ。(この切り抜きの写真を○○くんに送った。)


これを書くにあたり、当時の記者会見を初めて全部聞いた。たくさんの質問があるので、僕の解釈通りでは無い部分をあったが、常に冷静に真摯に答える大谷選手に改めて感心した。実際に、「自分対する興味みたいなものじゃないかな」と回答した場面はこちら。


そして、11月19日(金)8時45分頃、大谷選手がメジャーリーグのMVPを獲得した。きっとMVPは獲ると思っていたので、驚きよりも、実際に獲得して「あーよかった」と、ホッとした。

同時に、大谷選手の記事を思い出した。「自分への興味を忘れずに、努力し続けた大谷選手、本当にカッコいいな」

「それに対して俺は、、、」となんだか凹みつつ、「いや、大谷選手と比較するなんて失礼だろ」と冷静に考えつつ、「でも、自分も頑張らないといけないな」と、なんだか色々な感情が沸いてきた。

なぜ、ここまで影響を受けているかというと、転職のきっかけが大谷選手。そして、MVPを獲得した今日は、僕の35歳の誕生日だったので、勝手に重ねる部分があったのだ。


もう35歳になってしまった。自分に対する興味が薄れてしまっているのを実感している。

35歳の誕生日だから心機一転! みたいなのは、誰もが思うことであり、実践できる人はほとんどいない。だから、今年こそは!とかは、全く思っておらず。

じゃあどうすればよいか?と考えても答えは見つからず、とりあえず浮かんだのは、「ワクワクすること、楽しいことに、自分の身を置いていきたい」

なので、とりあえず今晩は、初めてのサウナに行きととのってくる。

※お祝いのメッセージ頂いた皆さんありがとうございます!



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