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視覚障害で不幸にならない生き方

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目が不自由でも不幸にならないための生き方について書いています。
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#視覚障害

障害者は「弱者」というラベルを自分ではがさないといけない

障害者が健常者に理解してもらいたいという話をよく耳にします。そのとき、自分たち障害者も健…

自分のハンデを笑いに変えるために考えていること

自分には視覚障害があります。この重たいテーマを笑いに変えられれば、トモダチがたくさんでき…

視覚障害者はオンラインに向いている、はず

ZOOMなどを使ったオンライン会議が増えていますが、みなさん無難に対応されているのでしょうか…

身体障害者手帳を持つことのデメリットは?

身体障害者手帳を持てば、等級と種類にもよりますが、さまざまな手当やサービスを受けることが…

善意を自由に表現してもいいという風潮を広めていきませんか?

人前で善意を素直に表現することを恥ずかしく感じる人がいます。ワルがかっこいいというか、不…

白杖の課題と未来

視覚障害者の使う白い杖、白杖(はくじょう)は、使っている当事者からすると課題のある道具で…

視覚障害者のこれからのお金の稼ぎ方

健常者と同様、視覚障害者にとっても、どのようにお金を稼ぐかは重要なテーマです。家族が養ってくれたり、生活保護を受けたり、資産を相続したりしているのでなければ、生活していくために何らかの方法でお金を得る必要があります。 目が不自由な人の仕事と言えばマッサージ師か音楽演奏、というのは古い話です。最近は、パソコンの画面読み上げ機能の発達により、パソコンを使ってできる仕事の種類が増えました。スマートフォンも視覚障害者が使えるように設計されているので、パソコンとスマートフォンを使って

目が不自由でも白杖を持ちたくない...その2つの理由とは?

目が不自由な人のうち、全盲の方の割合は1~2割程度です。残りの8~9割の方は弱視と言って、全…

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なぜ声かけサポート運動はうまくいかないのか

近頃、「体の不自由な方にお声がけをしましょう」というアナウンスを駅構内でよく耳にします。…

目が見えないことで得していること

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目が見えないことで苦労することは色々ありますが、得していることも色々あります。Facebookの…

「受け取ること」がテーマだった今回の一時帰国

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今回の一時帰国では、いつもにも増して、いろんな人のサポートを受けました。移動、買い物、宿…

健常者はなぜ視覚障害者に声をかけにくいのか

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なぜ健常者は視覚障害者に声をかけにくいのでしょうか。 安南の仕方を知らない、やったことが…

見えなくても幸せ、見えても幸せ

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網膜色素変性症は治療法がありません。しかし、東洋医学や代替医療では治る可能性があるかもし…

いつの間にか積み上がった経験値

外出して道に迷ったとき、人に道を聞いて助けてもらいます。困っている様子を見て、先に声をかけてくださることもあります。慣れない場所へ行くときは道に迷いやすいので、一回の外出で数人に助けてもらいます。 15年前に白杖を使い始めたときは、あまりの恥ずかしさと劣等感で「誰にも見られたくない」と強く思いました。でも、道に迷ったときは「誰かに助けて欲しい」と思いました。人に「助けて欲しい」と話しかけるのが本当に恥ずかしくて、僕の声は随分か細かったと思います。誰かに見守ってほしいけど、じ