見出し画像

死ぬまでに聴きたい落語#2:時そば

この記事を見て頂きありがとうございます!

見て頂きありがとうございます!
本日は本や動画でお勧め頂いた落語を紹介するのと
自分のメモ用のような形にしようと思っています!

【コロッケそば→時そば/柳家喬太郎】

実はわたくし、

柳家喬太郎さんが大ッ好きでして…💕


落語に夢中になったのも喬太郎さんが発端です。
八角さん教えてくれて本当にありがとう。
ご本人見たさに浅草演芸ホールまで飛びましたよ私。

本当にすごかった。4列目正面で見てたんですけど
もうメモするのも何もかも忘れちゃった。
表情、動作、まるで本当に酒を飲んでるみたいで
面白可笑しくて本当にあっという間、
これが真打かぁと納得する技でした。

今月末に独演会に行ってきます。
すごく楽しみすぎるんですがーw

話を戻します!

落語といったら時そばなイメージが強いですが
この枕の「コロッケそば」は激烈に面白い。

実際、コロッケそばって売ってる所、
みた事ないんですよね。
話に出るってことはどこかにあるという事だ。
探しに行きたいですね。

時そばという噺

冬の深夜、男が通りすがりの屋台の二八そば屋を呼び止め、かけそばを注文する。男は看板を褒め、割られていない割り箸を褒め、更には器、鰹節を使った汁、麺の細さ、ちくわの厚さなどを次々にほめ上げる。

食べ終わった男は蕎麦屋に掌を出させ、一文銭を一枚一枚数えながらテンポ良く乗せていく。「一(ひい)、二(ふう)、三(みい)、四(よう)、五(いつ)、六(むう)、七(なな)、八(やあ)」と数えたところで、「今何時(なんどき)でい!」と時刻を尋ねる。主人が「へい、九(ここの)つでい」と応えると間髪入れずに「十(とお)、十一、十二、十三、十四、十五、十六、御馳走様」と続けて16文を数え上げ、すぐさま店を去る。つまり、代金の一文をごまかしたのである。

この一部始終を陰で見ていたもうひとりの男がいた。彼はその手口にえらく感心し、自分も同じことを翌日に試みようとする。

気が急いて早めに街に出た男だったが、彼がつかまえた屋台は昨日見たものとはまったく違っていた。箸は誰かが使ったもの、器は欠け、汁は辛過ぎ、そばは伸び切り、ちくわは紛い物のちくわ麩と、ほめるところがひとつもない。そばを食い切ることができないまま、件の勘定に取り掛かる。「一、二、……八、今何時でい」主人が「へい、四つでい」と答える。「五、六……」。まずいそばを食わされた上に勘定を余計に取られてしまうのだった。

当時の時法では深夜の「暁9つ(午前0時頃)」の前が「夜4つ(午後10時頃)」だったことにより、この話が成立している。

wikipediaより

上を踏まえたうえで時そばがどういう話か3行で説明すると

  1. そばに来た男が当時の時法を使いお金を1銭ちょろまかす

  2. その光景を見ていた男が自分もやろうと思った

  3. 行く時間を間違えて多く支払う

そんなお話でございます。

この蕎麦、現代だといくらくらいなのかなーと調べましたら
そば1杯「264円」ぐらいだそうで

高校の時の学食の蕎麦並みに安いなと思いました。

いまだにこの時法の覚え方頭に入らないんですよねぇ🤔
よい覚え方はないものか…

今回初めて聞いた単語!

二八蕎麦
夜鷹蕎麦で売っていたもり蕎麦やかけ蕎麦の事で
うどん粉2割、そば粉8割で二八蕎麦、ないしは
2×8=16文で二八蕎麦と言われたのだとか

夜鷹蕎麦
夜鷹蕎麦ってのは屋台で売り歩いていた蕎麦屋らしい
夜鷹ってのは路上で客引きしてた売春婦の事で
よく夜鷹が常連客だったから
夜鷹蕎麦といわれるようになったという諸説があるらしい

昔、夜鳴き蕎麦って食べた事あるんだけど
多分これだったんだなぁと🤔

それでは本日はこれにて!
もしよかったら皆さんの好きな落語も教えてくれたら嬉しいです!

【落語アーカイブ】

この記事が参加している募集

フォローしてくれたら喜びます。サポートしてくれたらもっと喜びます!