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0.01秒に、この日はこんなに詰まってた。

6月最後の週末のことです。

陸上部に所属する中学2年生の娘が、
名古屋市総体の1500m競技に出場し、
自己ベストを更新して、優勝しました。

2年生・3年生共通種目なので、
2年生で優勝するのは快挙で、

しかも、
2位とは、0.01秒差。という熾烈な争いでした。

レース初盤からトップを走っていた娘でしたが、
ゴール前で、後続がグイグイと迫ってきました。

長距離レースでは先頭を走る選手がペースメーカーになることが多く、
それに続く選手は、ゴール前まで体力温存し、
ラストスパートをかけて首位に躍り出るということがよくあります。

娘のレースも、まさにそんな感じでした。

ラスト300mくらいで、
3位だった選手がペースを上げ、
軽々と2位を抜かし、ゴール直前で1位だった娘を抜かしたんです。

このままゴールか!?と思ったところを
娘はさらに抜き返し、ギリギリ1位でゴールしました。


顧問の先生には
「0.01秒は、陸上にかける想いの差だね」と褒めてもらえたそうです。


翌日、娘が登校すると、
クラスの友達や先生たちが「おめでとう」「すごいね」と声をかけてくれたそうです。

陸上部以外にも、優勝のことが伝わっていて、
娘は「こんなにも『おめでとう!』と言ってもらえると思わなかった」と
改めて優勝の喜びを噛み締めていました。

そして、
「ママ。たった0.01秒の差で、私の未来のこの辺が変わったと思う」と、
腕を高く空へと伸ばし、〝この辺〟を指差していました。


陸上競技は、0.001まで計測され、タイムを競います。
フィールド競技なら、1センチの差で明暗を分けることがあります。

娘の友達やエール生の中には、
0.05秒届かずに県大会進出できなかった子や
1センチの差で上位入賞した子もいました。

0.01秒、1センチ。
日常生活なら気にもならないほどの、
極わずかな差が
大きな差になるのです。

僅差が大差になるのは、
他のスポーツでも同じでしょう。


そんな目に見えない差はどこから生まれるんでしょうか。


今、メジャーリーグでは、
大谷翔平選手の活躍がめざましく、
さまざまなニュースや報道番組で彼の活躍が取り上げられています。

7/11のTBS「サンデーモーニング」や
7/14のNHK「クローズアップ現代+」でも特集され、

再び、彼が高校時代に書いた「オープンウィンドウ64」に注目が集まっています。

2021年7月11日放送「風をよむ~コロナ禍の“大谷現象”」
2021年7月14日放送「大谷翔平 歴史をつくる大旋風」


そこで話題となるのは、
高校生だった大谷選手がシートに書いた

「人間性」「運」「ゴミ拾い」といった言葉です。


実は、このシートは、
エールが学習の軸とする「原田メソッド」のツールのひとつです。

「人間力という土台の上に、能力発揮」という

原田メソッドの教えが、
高校時代の大谷選手にも響いたんだろうと思います。



優勝した娘は、
エールで先生に「おめでとう」と称えられると、

「競技場の前ではいつも『ありがとうございます』と一礼して入りました。
 だから優勝できました」と答えました。

ここからは内緒の話ですが、
決勝スタート直前、
ライバルの1人が「またタオル忘れちゃった」と言っているのが聞こえてきて

「勝てる」と思った、と話してくれました。



0.01秒に、技術や能力の差はない。

目に見えない差は
目に見えないところで
積まれているんだと思います。





<追伸>
大谷選手だけでなく、
陸上100mオリンピック代表の多田選手も
原田メソッドの実践者です。
彼らの奇跡を紹介する記事をブログに掲載しました。

よろしければこちらもご一読いただけると幸いです。
大谷選手・多田選手の活躍を支える原田メソッド


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