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「なんで勉強しなきゃいけないの?」という質問に、やっと答えられるようになった!

学習支援塾エールでは、
名古屋大学や愛知教育大学など、
偏差値の高い大学に在籍する優秀な大学生が
「学習アドバイザー」として、エール生の指導にあたっています。

彼らと一緒にお仕事するのは
とてもとても楽しいです。

私自身は、大学を中退したので、
最終学歴は高卒で、
正直、勉強は得意でなかったので、
エール生たちに、英語も数学も教えられません。

しかし、経営者として、
「こんな授業をやってみたい」とか
「この子にはこれが必要かも」とか、
思いつきを、エールの学習アドバイザーに伝えると、

彼らは、2倍にも、3倍にもして返してきます。

例えば、
「授業内でもディスカッションを取り入れたい」と言えば、
こんなやり方はどうでしょうか、といくつかの提案をしてくれます。

★難易度の高い問題を解かせ、どんな考え方をしたか発表したり、みんなで一緒に解いたりする。
★エール生が先生になって、「エール生による、エール生のための授業」をやってみる。

などは、大学生たちの提案から実現されていることです。

『エール生による、エール生のための授業』は、
すっごく盛り上がりますよー。
誰がどの教科を担当するかをルーレットで決めたり、
時間をかけて配布資料を用意したり、
ゲーム性も真剣度も満点!!!

そんな授業をファシリテートして、
エール生に「楽しい!」と言わせているんですから、
学習アドバイザーの大学生には、尊敬と感謝しかありません。
  
彼らとは、日頃の会話も楽しいです。
私が知らないことをいっぱい知っていて、
「へー!」「そうなんだ!」と感心すると、
彼らはもっともっと面白おかしくいろんな情報を教えてくれます。
  
学習塾を経営しておきながら言うのもなんですが、
「勉強できる子って、何でもできるんだな」と思います。
  

一方、世の中には(エールの中にも)
まだまだ伸びしろいっぱいの子もいます。

その子たちと優秀な大学生たち。
どこが違うと思いますか?

 
地頭の良さですか?
家庭環境ですか?
勉強のやり方ですか?

全部違います。

当たり前のことを
やっているかどうかの差です。
もっと言うなら「当たり前レベルの差」です。


学校のテストで平均点が取れない子の解答用紙を見ると、
「わかっているのに間違えた問題の多さ」にガックリします。。。

・数学の解答で単位をつけ忘れている。
・国語の問題で「文中から抜き出しなさい」と書いてあるのに、自由解答している。
・英語の並べ換え問題で、問題文に英単語が書いてあるのに、スペルを間違えている。などなど・・・。

そういう解答用紙を見ると、
「問題をちゃんと読んでよ…」と脱力してしまいます・・・。

そんな子は、普段の会話でも、
話の途中で「わかった!」と言って全然違うことをやったり、
顔はこちらを向いているけど、目がボーッとしていたり、
『人の話を聞く力』の弱さを感じます。

まだあります。

自分で、自分の限界を決めちゃっています。

成績の良い子は休日8時間勉強してたよ!
問題集10ページやってたよ!と
もう少し勉強時間や量を増やしてみたら、とアドバイスしても、

無理無理!とやる前から、できないと決めています。


それから、
「型」を知りません。

平均点が取れない子の中には、
漢字の書き順が正しくない子が多いことに気づきます。
そして、非常に読みにくい字を書きます。

読めれば、書き順なんてどっちでもいい、という意見もあるようですが、
私は、漢字の書き順は「作法」だと思っています。

書き順が身についていれば、
多少画数が多くなっても覚えられます。
漢字は「型」で成り立っているからです。

歌舞伎の世界では、
「型破り」とは、型を知った上でそれを壊していくことであり、
型を知らない者は、「型なし」と言われるそうです。

小中学校の勉強は「型」を教えています。
その典型的なものが、漢字の書き順であり、
漢字の勉強を通じて、学びには「型がある」と言うことを自然に身につけます。
漢字の書き順がめちゃめちゃな子は、
「型」がないので、他の教科でも勉強法を習得し辛いように見えます。


さらに、
約束が守れません。。。悲しいです。
 
課題の提出期限を守れないし、
「やった」と言いながら、やっていないこともあります。
その度に、私は
「この宿題をあなたに出す前に、どんな問題が相応しいか考え、探し、選び、1人1枚ずつコピーした人がいるってことを忘れないで」と伝えます。

こうして見ると
学校の成績は、子どもたちを点数化しているのではなく、
子どもたちの人としての在り方が、数字に表れているだけだとわかります。

エールの学習アドバイザーが優秀なのは、
小中学生の時に、

人の話に最後まで耳を傾け、
約束を守り、
自分の限界を超える努力をし、
学び方を知った上で、
自分なりの方法を見つけてきた。

たったそれだけのことなんです。
そして、その当たり前のレベルが高い!ということなんです。

その証明に、
なかなか伸びきれなかった子に
人の話を最後まで聞こう!と声かけしただけで
それ以外の生活態度も変わり、
徐々に学校の成績もアップしていきました!


大人の中には、
学校の勉強なんて将来使わない。
俺も勉強できなかった。

勉強できなくても、
人間性が豊かであれば大丈夫!と言う方がおられますが、

学校の勉強こそ、
人間的な豊かさを身につける
大事な大事な要素がたくさん盛り込まれているんです。


それを知り、
私はやっと

心から
学校の勉強を大切にしなさい。と言えるようになりました。

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