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朝食断食

甲田光雄さんの「奇跡が起こる半日断食」という本に出会ってから、何度か朝食断食に挑戦している。

朝食を摂らず、理想は夕食から18時間、水分以外を断食する。

ここまで厳密にはやっておらず、頑張って15〜16時間が現実。夜7時に夕食を食べたら、昼11時くらいまで頑張るという感じ。

朝食断食の1番難しいのは、空腹感より、「朝食を食べずに排便を済ませる」というところだ。

難易度が高いので、著書にもあるが、慣れるまでは水酸化マグネシウムという優しい下剤の力も借りて頑張る。

これまでは排便を促すために、朝食を口にしてきた部分がある。しかし、この著書では、朝は排泄の時間で、お腹が空っぽになる前に食事をしてしまうことが、健康を損なう原因の一つと言っている。

常にお腹の中に便があることで、胃腸も休まらないし、便から出る毒素が身体に吸収されてしまう。それが万病の元になる。

私が朝食断食を始めたのは、1番はダイエット目的。年末年始3ヶ月くらいダラダラした結果、3〜4キロほど増え、お腹周りや太もものシルエットが変わってしまった。そして身体が重い。

ヨガのインストラクターもしているので、これはまずい。

これまで何度か朝食断食を試しているが、即効性がある。少し頑張ると1〜2キロはすぐ落ちた。しかし今回はなかなか難しい。

今まではちょっと痩せたら普通の「朝食あり」生活に戻っていたのだが、今回はすでに朝食断食2ヶ月目。

今回特別に嬉しいのが、3週間目あたりから、水酸化マグネシウムなしでも排便が習慣化したこと。朝食なしでも決まった時間にしっかり排便時間が来るようになった。これを機にもっと習慣化して、体質改善したい。

高血圧や花粉症など、今までの生活では悪化していたものが、少しでも改善してほしい。年齢とともに顕著になる体重増加とも無縁になりたい。

歳を重ねると、食事は最低限が理想だなと感じる。(もちろん難しく、いつもつい食べすぎてしまう…)必要以上に取りすぎたものが余って脂肪になると感じるので、40超えたら少食に舵を切りはじめたのだ。

もちろん、若い人や、身体を使う労働をしている人たちは、必要な分を食べた方がいい。

この著者で衝撃だったのは、常日頃感じる空腹感は、偽の空腹感だということ。今までのように7時くらいに朝食を食べると決まって10時くらいに空腹を感じる。夜にたくさん食べた次の日の夜中や朝は、胃もたれと同時に空腹感を感じる。

胃が荒れていると空腹感を覚えるらしい。驚いたが、自分の空腹感を観察すると、確かに胃が荒れている時の空腹感と、断食中に感じる空腹感はなんだか、質が違うことに気づいた。

せっかく習慣化してきたので、もう少し続けてみようと思う。中年以降で、身体の調子が悪い人には朝食断食をおすすめしたい。

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