準備をしすぎず、新年度を迎える。

こんにちは、てりーです。
気がつけば、3月。
そして、来月は4月です。
あっという間ですね。
ほんとに一年はあっという間です。
そしてまた新年度が始まります。
どんどん時間が過ぎていく。子どもたちの成長は止まりません。





小学校に入学するお子さん、おめでとうございます。
きっと楽しい時間が待っていると思うので、胸を張って元気よく、
でもドキドキしながら、行きたくないと駄々をこねながら、小学校へと向かってください。

進級するお子さん、おめでとうございます。
たくさんの環境の変化に戸惑いながら、泣いたり笑ったりしながら、次のステージへと向かってください。先生が変わったり、お部屋が変わったり、変化を楽しめる人はそのまま楽しんで、変化が苦手な人は思い切ってイヤだと言いましょう。

言いたいこと、やりたいことを、自分の思うままに行ってください。

そして、そんな子どもたちの、親御さんや先生方、支えてくださっている大人の皆さんにお願いです。

準備を整えすぎないでください。
あれやこれを想定して、固めすぎないでください。
イレギュラーにアクシデント、思いもよらないことが起こるのが人生です。
ましてや、子どもです。
子どもは自分の想いに正直に生きていますから、
大人が決めた合理とはそもそもそぐわない場面が少なくない。
正直に生きているとは、未熟という意味ではありません。成長過程の視点からそのように生きているのが普通なのです。
子どもは合理的に生きていかない。合理とは未来との兼ね合いです。
子どもの暮らしている現在は、大人がイメージする現在よりも長細く、広大で、唯一無二です。
子どもは自由です。その自由が阻害されていると感じると、大人が眉間にシワを寄せるような行動を実行します。

実行するスイッチは、子どもの中にあります。
そのスイッチを使用不可にすることはできません。
そのスイッチが入ってからでは、難しい。信頼関係は簡単に崩れていきます。

ただ、子どもが、困っているとき、すぐに助けてあげられる距離にいてください。
子どもは、信頼できる大人に、メッセージを送ります。
視線やそぶり、言葉で、自分の持てる限りの方法で。
しかしながら、そのメッセージのわかりやすさが弱い場合があります。
なので、距離感が大切です。

余裕を持ちながら、
おおらかにかまえながら、
深呼吸を一つして、
新年度を軽やかに迎えられたら。

今年度が終わっていく時期に、考えたことです。

桜がそろそろ咲くそうです。

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