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#3 ていねいな暮らしがとても気持ちいい。

 僕は教員をやめてから、ていねいに暮らすことを意識し始めました。自分が繊細であると知ってからなおさら意識するようになりました。でも、「ていねい」って難しい。ていねいってなんだろう。悩んだ末に僕が決めたのは2つ。

 「習慣を大切にすること」と「感じたことに蓋をしない」ということ。

1、習慣を大切にすること

 もともと生活リズムがぐちゃぐちゃなのに、抗うつ剤のせいもあって毎日眠くて、乱れに乱れています。今やっている仕事も午後からなので​、午前中はとくにすることもないです。

 そんな状態では「ていねい」とはお世辞とも言えないです。ただ眠りこくって時間が流れていってしまうのはもったいないと思いました。また、自分にはかなりの時間が与えられたことも自覚しました。

 リズムを整えるために習慣をつくることから始めました。TickTickというアプリがかなりおすすめです。日々の習慣のカウント、リマインダー、タスク管理などをこれひとつでできてしまいます。

 日々のタスクをこなすことが結構気持ちがいいことに気づきました。ひとつひとつクリアして階段を登っていく感覚。心地よい。

 有り余る時間は教員生活の時には作ることができなかったインプットの時間にあてることにしました。ひとえにインプットと言っても広い意味ですが、自分の成長につながるものを触っていくことを中心に行っています。読書、バイブルスタディー、瞑想、筋トレ、ヨガ、ランニング、、日記、タイピング練習、スキンケア。これが今の僕の日々のインプットです。毎日行って、チェックしています。

 化粧水が自分に染み込んでいるのを感じるのはたまらなく気持ちいいですよ。スキンケアは最近の僕の趣味です。いつも通りの自分を労る時間。至福なひとときです。

 インプットと共にアウトプットも習慣づけ始めました。territologとしての活動がそれです。アウトプットのためのインプットも、インプットのためのアウトプットも重要だと考えています。毎日noteにアウトプットすることは、日々スムーズにインプットするために必要だと実感しています。

 文字に起こすってすごくいいですね。今まではずっと億劫でやらないでいました。紙に書くこともいいと知りながらやっていなかったです。今こうして習慣としてnoteをつづることがいかに自分の益になっているか。みなさんにも伝わっているといいな。

2、感じたことに蓋をしないこと。

 さあて。ちょっと脱線してましたけど、話を戻します。

 自分が繊細な性質を持っていると認知できたのはつい最近です。俗に言うHSPってやつ。気づきすぎるし、見えすぎるし、考えすぎる。それに蓋をするように鈍感に振る舞っていました。見えない人の真似をしていたし、気づかないふりをしていたし、考えてないように見せていました。それを辛いとも気づいておらずに。

 繊細さんの本を手に取ってみて、はじめて自分がHSPだと理解しました。全然悲観することなく受け入れられたのは、この本がやさしく繊細なことを素晴らしいものだと教えてくれたからです。あと英語だからなんとなくかっこいいし。

 冗談はさておいて、繊細であるから様々なことに触れられることはいいことなんだとわかり、蓋をして我慢することをやめることにしました。「あ、いいな。」って思ったことは素直に言うし、おもしろいから笑うことにしたし、見えることを最大限に生かしてみようと思っています。嫌なことも断ることができるようになっています。ことわってもいいんだなぁってのは自分にとって発見であると共に希望でした。イライラしたまま一緒にいるより自分のキャパに合わせて生きていく方が健全であると。嬉しいな。

 だから僕は「感じたことに蓋をしないこと」を意識しています。習慣が嫌だったら今日はやめとけばいい。やりたいことが見つかったら下手でもセンスなくてもやってみていい。好きなものや人を好きって思っていい。なんて豊かなんだろうなぁ。

 ただ、これには知恵が必要です。わがままに勝手に振る舞うこととは違います。知恵を持って良好な関係を保つためのインプットには惜しみなく時間を割くつもりです。それが今後の豊かな時間を生み出すことにつながるから。

3、最後に。

 「ていねいに暮らす」ことは、「ていねいに自分の気持ちを扱ってあげて過ごしていく」ことなんだと気づきました。これが正解なんだとは言いませんが、僕がお勧めできる生き方です。自分の気持ちに耳を傾けてあげる時間を増やしてみてはいかがでしょうか。

 もちろん僕もアップデートもしていきます。その都度みなさんにもお伝えできるようにアウトプットしていきますね。 

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