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#130 明日から新学期。

 午前のシフトをどこかで間違えて午後のシフトだと思い込んで、人生初のバイトすっぽかしを決めてしまったOwlです。主任からの電話にあとで気づいた時は久々に背筋が凍りました。

 やっちまったぁ...。凹みましたかなり。もうそういう時もあるって思うしかないです。はぁ。

 そんな僕を尻目に季節は過ぎ、明日から新学期になりますね。僕が勤めている学童にも新一年生がやってきます。どんな顔してくるのかな。緊張するんだろうなぁ。迎え入れる子供たちも緊張したり、もちろん大人たちは緊張していたり、不思議な空間になるんだろうなぁ。

自己紹介できるのかな。話せなくなっちゃうかな。怖がられないかな。くっついてくるかな。親に送られる時には泣いてしまうんだろうか。なんて明日の妄想をしながら明日の準備をしています。怒られないといいな...。

 明日も午前中。午前中の勤務の方が短く感じます。やることいっぱいあるから。子供たちとはポケモンカードばっかりしています。僕のリザードンが文字通り火を吹いています。ポケカやっててよかった。

 学童では子供たちからきつい言葉が浴びせられます。

 デブ。ブタ。キモい。変。ヒゲ生えてる。死ね。

 大変口悪い子供たちなんですよねw悪口じゃないと接触するのが難しいんだと思います。なんて話したらいいのかわからないんから絶対反応してもらえる悪口を言う。それが慢性化しているんだと思います。正直、言われ慣れっこですし、いちいち打ちのめされていたらやってらんないですので気にしないようにしています。ただ、不快であると言うリアクションはするようにしています。悪口からのコミュニケーションになれてしまっては将来が不安ですし、連呼されると蓄積してきて辛い時は多々ありますからね。

 ただ、「死ね」って言葉だけは一回でも聞こえたら絶対、うざがられるくらい真剣に話すようにしています。言葉の重みを意識していないままその言葉を発してしまっているケースがほとんどです。どうせ死なないと思っているから死ねって言えてしまうんです。でも死ねって言葉で人は簡単に死にます。

 僕も今の状態まで回復しているからびくともしないですが、一番落ち込んでいた時期は死ねの一言で死ねました。言われなかったのが幸いでしたが。

 それほど鋭利なものを簡単に発することができるんだと認識して欲しいんです。包丁と一緒で使い方で便利にも危険にもなりうる。そのことをうざがられても嫌われてもいいから伝えています。

 デブもブタもキモいも変も人を追い込みかねないのには変わりないですけどね。

 世論からすると過剰なのかもしれません。子供がふざけて言ってるんだから許してやってよと思われる方もいるかもしれません。

 でもふざけて言った言葉で人が死んでからでは遅いでしょう。

 鬱になって言葉の力というものを感じた僕だからこそ大マジになって伝えたいと思うのかもしれませんね。

 気持ちのいいコミュニケーションを選択できるコミュニティーになるといいな。

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