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売上もまだまだで、アルバイトも減ったのに新入社員が入った理由とは?

このnoteは赤裸々です。そういう意味で集客のために書いているて感じではなくて、ただここに綴り、47歳のおじさんの苦悩と希望と楽しみといろんなものを書いていければって感じです。
4月1日から入社した20歳の新入社員について書きたいなと。
小さな会社にとって、調理師専門学校からの就職というのがいいかどうかってわかりません。一つは社会人というものを教育していくことも必要だし、とても責任があること。もう一つは、教育というのには戦力というコトバがリンクするのかどうかは微妙なこと。
言い方は悪いが小間使いすることはできるかもしれないけど、どうせならもっと経験者がいた方がいいって考えが主流で・・・。
そういう意味で調理師専門学校卒業したての新入社員が入るってすごいことです。今までもありましたが、苦い思い出もチラホラ。そういう意味では採用する側が委縮することもありますね。
今回の場合、実はそれに当てはまらないというか。
OPENする前に、工事中看板で「スタッフ募集」って書いていたんです。
それをSNSで見た都・県を超えて栃木在住の清ちゃんから応募がありました。
清ちゃんはなんと栃木から大宮の調理師専門学校に通っているとのこと。
卒業後の就職先として面接希望でした。
僕としては悩みました。まず半年以上先の就職であることと先に書いたように僕らにとっていいかどうか。
でも面接をしてみて、いい子だったので、夏休みにバイトをしたらどうかって話をしました。それで本当にやりたければその時にって。
OPENして1か月の間、何度かバイトに入りました。
きびきびして動く19歳の女子は楽しそうでワイワイ大人たちに混ざり物怖じもせず、いや、それよりも躍動して見えていました。
写真がその時の写真です。
僕は彼女を迎えいれられるお店にしたい!そう思ったのです。
OPENして4月1日が待ち遠しかったけど、逆にプレッシャーでした、責任感というかいい店にしなきゃいけないっていう。
思えば、今6店舗になった僕のお店。
そこには必ず社員がいて、社員には家族がいて子供がいたり。
色んな人間像がそこにあって。
それらすべての人生をこの会社が請け負うわけで。そういう意味でいつも実はドキドキしているのが僕の心の中。
この1か月で、実はアルバイトも少なくなりました。売上も伸び悩んでいたのでアルバイトの方々には申し訳なかったのですが、あまり入れなくなってしまい、。。。もちろんそれではアルバイトの方も生活ができないので他のお店で働いている方が多いです。
中には、ちょっとでもいいって感じで手伝ってくれている方もいますが・・・。
ということで、スタッフが縮小し、僕が現場にほぼ毎日入り、改めて方向性とかを模索しているのが今の現状です。
そういう中で新しい正社員が入るというのはイレギュラーではありますが、清ちゃんは特別なのです。ずー----と前から決まっていたら。
このお店が彼女の人生の大きな転機になることは間違いない。
だからこそ、この場所が最高の場所であり、30歳や40歳になっても「あの頃は―」みたいなバカ話が出来るようにしてあげたい。
それがまわりまわって自分自身もお店も会社も楽しく切磋琢磨できる環境になるって思ってます。
お店を経営するっていう言葉はあんまり好きじゃない。
なんか急に社長っぽいですから。僕は単純に楽しい空気のお店がやりたい。
そこがオレンジ色の空気であってほしいって。
こうしてフレッシュマンを迎えてみると色々と勉強になる。
彼らの気持ちや悩み、コトバや気になってること。わからないこと。
特に今の人たちはリモートで学生時代を過ごしているから、色々とわかってあげたいし、わかってほしい。
ま、そんな感じでこの新入社員という出来事はちょっと身が引き締まり、楽しい出来事なのです。
この豪徳寺に舞い降りた、20歳の清ちゃん、是非よろしくお願いします

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