重要なのは施策ベースより課題ベース思考 チームビルディングのために行ったテラドローンのインナーコミュニケーション施策を一挙紹介!
こんにちは、テラドローン広報チームです。
弊社は自社開発製の測量・点検用ドローンを提供している急成長中のスタートアップ企業です。社員や支社の数が急激に増えつつある中で、新しく入ってきた人にもテラドローンのミッション・バリューを理解してもらい、社員間のコミュニケーションをスムーズにしたい!という思いでこの1年間、社員の声を聞きながらインナーコミュニケーション施策に力を入れてきました。
今回は、HR/PRチームで人事と広報を担当している鈴木遥花(@suzuki_td)さんに、テラドローンが実際に行ったその具体的取り組みについてインタビューしましたのでご紹介させていただきます。
取り組みに至った背景
ーーまずは簡単に自己紹介をお願いできますか?
「HR/PRチームで広報と人事を担当している鈴木遥花と申します。PR方面では社内広報と社外広報、人事方面ではインナーコミュニケーション施策や採用業務全般から採用広報も担当しています。」
ーー鈴木さんは入社後すぐに、インナーコミュニケーション施策に取り組まれましたが、そのきっかけは何だったのですか?
私が入社したのは1年前のことです。入社当時は社員数50人くらいだったのですが、そこからわずか半年の間に一気に2,30人ほど増えました。
当時は全員がコミュニケーションをとれる場がSlackと総会くらいしかなくて。これは「スタートアップあるある」かもしれないですが、社員や支社の数が増えていく中で、経営層の意思決定が下に伝わっていないのではないか、という声が社内で聞こえるようになってきました。そこで、HR/PRチームとして何かできることはないかと考えたのがきっかけです。
インナーコミュニケーション施策の紹介
ーーまずは何から着手をされたのですか?
大前提として、社員が増えたとはいえインナーコミュニケーション専任を置けるほど人員に余裕があるわけではないので、限られたリソースの中で何ができるかを最優先に考えました。
最初に取り組んだのが、『全社総会』のアップデートです。
一昨年の全社的な組織活性化プロジェクトの発案が始まりですが、①事業成長を支える社員の頑張りを称え、感謝を伝える場、②カルチャー浸透を目的とする場として、『表彰式』の制度も事業部のメンバーとHRPRチームで取り入れました。全社と事業部ごとに評価基準を設けて、MVPや準MVP、行動指針であるTerraWay賞など発表することで、「自分たちの頑張りを評価してもらえる場」として更には表彰されたメンバーがどのような業務をして、なぜ表彰されたのかを伝える場をつくりました。
また、年に2回開催される全社員が一堂に会する唯一の機会なので、スピーカー役を務めるのは経営陣だけではなく、2月に開催した全社総会では、事業部ごとにプレゼンの機会を設け、自分ごとにも捉えてもらえる場に変えました。
ーー人事側だけでなく事業部メンバーとも協力して作り上げた表彰式なんですね!他にはありますか?
「Terra Channel、通称テラチャン」という動画版の社内広報を社員の発案で始めました。動画にしたのは、紙やデジタルの社内報に比べて作り込みの手間が少なく、仕事の合間にラジオ感覚で聞いてもらえるのではないかと考えたからです。
具体的には、経営陣に「今、会社が何をしようとしているのか、どこに向かっているのか」について、月に1回ほどのペースで発信してもらいました。
また、月1のリーダー会というMTG内での目標や進捗の状況を報告したり、「Terra Way」という会社の行動指針に沿った行動をした社員のエピソードを発表したりしています。社員一人ひとりが、今やっている仕事が会社の経営課題の解決につながっているということを「テラチャン」を通して実感できる機会になればと考えています。
オフィス移転の際には移転理由について関さん(取締役)から丁寧に語ってもらったことで、メンバー全員で協力し、スムーズに移転を完了することができました。
ーー社員同士のインナーコミュニケーション施策もありますか?
「サンクスカード」という制度を導入しました。普段は数字で評価されにくいバックオフィスの人たちに、サンクスカードを通じて感謝の気持ちを伝えようというものです。
テラドローンのバックオフィスの方々は非常に優秀で、自分の業務範囲外の事であっても先回りして施策をうってくれたり、お客様とコミュニケーションをとってくれたりしています。そういう働きに対して、ちゃんと感謝の気持ちを伝える機会を作りたいと思ったのがきっかけです。
この施策の良いところはカードを貰う側だけではなく、贈る側も対象者を考えてメッセージを書くので相互理解が深まり嬉しい気持ちになれる事かな、、、と思います。初回の取り組みが好評だったため、2回目はバックオフィスだけではなく全社員対象で実施しました。
他にも、下記のような施策に取り組みました。
インナーコミュニケーション施策の考え方
ーー短い期間の中でいろんなことをやってこられましたが、施策のアイデアはどこから着想を得ていますか?
社内にどういった課題や要望があるのかを探るために、こちらからヒアリングしにいったり、社内のアンケートツールで声を吸い上げたり、他の事業部から提案をしていただくこともとても多く、本当に様々です。
社内の飲み会や雑談の場で「こういうのはどう?」というアイデアが社員から出てくることも多いです。テラドローンの社員たちは皆、「会社をよくしたい」「会社を大きくしたいという」という気持ちで働いています。
だからこそ普段のフラットなコミュニケーションの中で、いろんなアイデアが出てくるのだと思います。HR/PRチームとしては、施策ベースではなく課題ベースで、その都度出てきた課題に対して取り組み、多様な働き方を実現させていきたいです。
社員に「テラドローンで働けてよかった」「働くことが楽しい」と感じてもらうと共に、会社のミッション・バリューを浸透させていくことが広報の役割だと思っています。
今後の施策について
——今後検討している施策などはありますか?
正直まだやりたいことの半分も実現できていないのですが、まずはこの1年間走らせてきた施策について、改善すべき点は改善し、ブラッシュアップさせていきたいですね。動画版社内報に関しては、視聴環境が整わないとじっくり視聴できないという課題も見えてきたので、今後はデジタル版の制作も考えています。また、支社間のコミュニケーションについても「オンラインちょい飲み企画」などを通して、もっと活性化させていきたいと考えています。テラドローンに少しでもご興味がある方はカジュアル面談のお申し込みよろしくお願いします。
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