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未上場ベンチャーの攻めと守りの労務整備を実現、「Ownership&Grit」精神で成果を生み出す仕事の原動力に密着

こんにちは。テラドローン広報チーム(@TerraDrone_JP)です。
今回も引き続き、上半期の事業部MVP受賞者へのインタビューをお届けします。今回登場するのは、コーポレートMVPを受賞した、HR/PRチーム労務担当の杉田碧さんです。

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「労務・総務のスペシャリスト」として、数々の経験を重ねてきた杉田さん。数字や形あるものが見えづらい業務でどんな成果を生み出し、どんな想いで仕事に取り組んできたのでしょうか。
「ベンチャーの労務・総務」として働くことの意義や醍醐味について語る姿を是非、ご覧ください!

ーまずは簡単に自己紹介をお願いします

社会人として2社目の会社で社員の給与や健康管理関連の業務を担当して以来、ずっと総務・労務関連の仕事をしてきました。社屋管理や消防体制の整備なども担当し、気づけば7~8年ほどやっています。

テラドローンには2022年4月に入社し、給与計算や勤怠管理がメインの担当です。他にも入退社手続きや健康診断、年末調整など「社員の方々が働くために必要なこと」を全てやっている感じです。

ーちなみに、総務・労務の仕事をしてきてどんなことを軸に転職先を選びましたか?

人それぞれだと思いますが、大企業だと業務が細分化されているのでルーティンで仕事をこなしたい人はそうした会社を選ぶのではないでしょうか。一方でルーティンにこだわらず何でもやっていきたいと考えている人は、ベンチャーや小規模な会社を選ぶと思います。そう考えると、いま私がやっている業務の幅を大企業は4〜5人でやっているような感じですね。

私の場合、テラドローンは、スカウトが来たことがきっかけでした。これまでお堅めの会社で働いてきたのでベンチャーへの抵抗感は多少ありましたが、面接で対応してくれた方と話が通じ合えたことが大きく「この感じだったら働けるな」との印象を持てました。

ー実際にベンチャーに入り1年半ほどが過ぎましたが、いまはどんな印象ですか?

働いてみると「テラドローンは人懐っこい人が多い」と感じたのが率直な印象です。これまで勤めた大企業だと、もめ事やトラブルが起きた時にしか総務・労務の人に話しかける場面がないので、コミュニケーションを図りづらい部分もありました。

そんな思いがあったので、テラドローンに入社して1番嬉しかったのは、人との距離感が近さを感じられたことです。日常の業務でのやり取りでもそうですし、飲み会や謎解きゲームのイベントなどが頻繁にあることからも距離感の近さを感じています。

ー今回MVPを受賞して率直にどんな気持ちですか?

率直に嬉しいです。これまで業歴が長い会社か規模が大きい会社にしか居たことがなかったので、「労務はできて当たり前」「ミスがないことが当たり前」とゼロをマイナスにしないと思われる環境でした。今回も採用サイドの人たちが頑張っている姿を見てきたので驚いています。

MVPの制度についても他社だと数字で成果を出した人が評価されるので、労務や総務といった形にならないものを評価してくれることに対し、「いい会社なんだな」と実感しています。

ー今回の評価に繋がった社労士人事チェックで実施したことについて教えてください

社労士人事チェックは、社労士の目から労基法や過去の判例などを通じて当社が問題なく労務管理をやっているかをチェックするものです。給与計算の正しさや規程等が同一労働同一賃金に則っているか、36協定が運用できているかなどを確認するものとなっています。

テラドローンは上場準備を目指しているため、社労士人事チェックはかなり重要なものです。労働条件通知書や賃金台帳、出退勤表など山のような資料を示し、顧問社労士との話し合いやすり合わせを進めて修正点を確認していきます。

ー労務・総務のスペシャリストとして、テラドローンにはどんな部分に取り組まれましたか? 

入社当時は勤怠・給与システムを導入し、従業員を社会保険に入ってもらうところまで実施していました。しかし、まだまだ決めていくことが多いという印象でした。

労務や給与関連の仕事は基本的に過去の記録を遡らないと原因がわからないため、どんな算出をしたか、どんな就業規則に則って実施したかを確認し続けました。就業規則の作り直しなど仕組みとして足りない部分を整え、労務関連の業務をマニュアルとして体系化させていきました。

ー労務の仕組みを体系化していく上でどんなプロセスを重ねていきましたか?

給与・労務の仕事は仕組みを整えていく間にも、毎月、給与支払いや勤怠管理が発生するのでどんどん先に進んでいきます。年次で労基署に提出する書類なども期限があるため待ってくれません。とにかく期日が迫ったら対応していく流れで進めてきました。

ただ、1年間の流れで進めていけば、その間に穴埋めが必要な部分を整えることができます。今ではルーティンの部分は規則的にこなしていける環境になりました。

ーそんな大変な仕事をやり通す上での原動力や大切にしていることはありますか?

テラドローンで仕事を続けられるのは、「社員が好きかどうか」の部分が大きいと思います。今までの会社もそうでしたが、好きな社員が多いほどより頑張れますね。繰り返しになりますが、本当にテラドローンは人懐っこい人が多いのでそこが原動力となっています。

あとは、「平等に接すること」ですかね。どんな人でも好き嫌いや気分の波があると思いますが、それでもできる限りフラットにやり取りするようにしています。最低限、労務周りの業務でその組織で働く人が満たされない思いにならないことを大切にしています。

ー価値観の「Terra Way」で意識していることはありますか?

言い出したからにはやり切ろうとする「Ownership&Grit」の部分ですね。例えば、本社移転の際に倉庫の配置が必要であることを衛生委員会の時にサラッと言ったことがありました。そこからあれよあれよという間にPM(プロダクトマネージャー)の立場になり、「まぁ自分で言ったからな…」と思い、最後までやり通しました。

自分から何気なく口にしたことですが、ゼロから新たなことを作り出すのはベンチャーならではの魅力だと思います。古い会社や大企業は既に仕組みや基盤ができているので、やりたいことがあってもなかなか実行に移せないのが実情です。

そう考えると、同じ労務・総務の仕事でもベンチャーだと組織風土を作り出すチャンスが転がっていると思います。例えば、いま進めている障がい者雇用についてもそうですが、アピールすれば実現できる環境が古い会社や大企業との大きな違いですね。

ー今後、チャレンジしたいことを教えてください

まずは障がい者雇用の整備が1番ですね。個人的にはこれまで「人を育てる」ことを社会人生活の中でする機会がありませんでした。いま働いてくれる人を募集している段階ですが、そうした人たちが1人前に働いてもらえる環境を作り出したいです。

あとは、厚生労働省に提出する「一般事業主行動計画」と呼ばれる労務版の中長期計画があるのですが、下半期はこの計画の策定を進めていきます。中長期的には、営業職やエンジニアの人たちが業務だけに集中できる環境づくりによって価値を提供していきたいです。ゼロをマイナスにしないのではなく、ゼロからプラスを生み出せる労務・総務であり続けたいと思います。

ー最後に今後一緒に働く人たちに向けてメッセージをお願いします

手をあげたり、やりたいと思ったりしたことをちゃんと任せてもらえる会社は周りを見渡してみても少ないと思います。職種や期間に関わらず、何かをやりたいと思いを持っている人はぜひ、テラドローンに来てほしいです。その上でMVPを受賞した他の方も言っていましたが、「人が居て、周りが居て、その上で自分が成り立っていることを意識させてくれる人」と一緒に仕事がしたいですね。テラドローンに興味がある方は、カジュアル面談のお申し込みお待ちしています!

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