#1412 「見方・考え方」を働かせる問い
授業の目標は、「子どもたちの資質・能力の育成」である。
そのためには、「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業改善が必要である。
「深い学び」のためには、教科等における「見方・考え方」を働かせることが必要である。
そして、子どもたちが「見方・考え方」を働かせるためには、「問い」が重要となる。
つまり、「問い」が充実することで、「見方・考え方」が働き、授業が「深い」ものとなり、資質・能力の育成につながるのである。
授業構想では、「問い」の吟味が最重要なのである。
単元の計画は、子どもから出る「問い」によって決まる。
その「問い」を生成するためには、「視点」が必要だ。
その「視点」が「見方」なのである。
教科等における「見方」つまり「視点」により、教師が「問い(発問)」を投げかけたり、子どもが「問い」を設定したりするのだ。
また、「問い」を設定するだけでは、学びは進まない。
問いの解決が必要である。
その際に求められるのが、「考えるための方法」つまり「考え方」である。
教科等における「考え方」つまり「考えるための方法」により、子どもたちは問題解決をしていく。
その際にも、教師が「問い(発問)」を投げかけることで、子どもたちが「考え方」を働かせるようにすることが重要だ。
このように、単元や授業の導入で、子どもたちが「問い」を設定する際に活用されるのが「見方」である。
また、単元や授業の終末で、子どもたちが「問い」を解決する際に活用されるのが「考え方」である。
さらに、どちらの場面においても、教師が「問い(発問)」を投げかけることを重視する。
これにより、子どもが自然と「見方・考え方」を働かせることができるようにする。
ぜひとも、「見方・考え方」を働かせる「問い」を重視するようにしていきたい。
では。
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