#1476 対話は「言い合い」ではなく「聴き合い」に
対話は何のためにするのだろう?
自分の意見を言ってスッキリするため?
自分の意見を言って他のメンバーを納得させるため?
そんな「自分の本位」の対話はただの「言い合い」である。
「言い合い」で終わってしまっては、何の学びもない。
互いが互いの意見をぶつけて終わりだからである。
そこに創造的な新しい学びは存在しないのだ。
対話は「聴き合い」でなければならない。
自分の意見を話して、他のメンバーの変容につなげてもらう。
そして、自分も他のメンバーの意見を聴き、変容につなげるのである。
そのためには、相手の意見を真剣に聴き、学びにつなげなければいけない。
意見を聴いた後に、自分の意見が少しでも変容している必要があるのだ。
なので、対話の後に自分の意見を「再構築」させる必要がある。
この「再構築」により、変容した自分の意見をアウトプットすることができるのだ。
このように、対話は「聴き合い」を重視し、自己の意見の変容につなげ、アウトプットのために「再構築」するのである。
このような対話指導を続けていきたい。
では。
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