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#595 生産性を高める

Amazonやスマホがここまで一般的になることを、誰が予想できただろうか?

これらは「あまり流行らないだろう」と言われていた。

しかし考えてみれば、流行ることはおおいに予想がつく。

「本を買うために大型書店に行く」のと、「家でポチっとするだけで本を買う」のではどちらが楽だろうか?

「ほぼ電話機能しか使わない携帯電話」と「電話も、インターネットも、メールも、カメラも、メモも、音楽も、ゲームも、様々な便利な機能も使えるスマホ」ではどちらが便利だろうか?

そう考えると、Amazonやスマホが一般的になるのは必然のことなのである。

全て「生産性を高める」ことにつながるのだ。

これからの時代、「生産性が高いこと」はますます重要になる。

よく、「人間の仕事が機械やAIに取って代わられる」と言われる。

「創造性のある職業だけが生き残る」とも言われる。

しかし、厳密にはそうではない。

「生産性」が全てのポイントなのである。

これから淘汰される仕事というのは、機械やAIが担当したときと人間が担当したときの生産性の差が大きい仕事である。

つまり、機械やAIが担当した方が生産性が高いのであれば、その職業は淘汰されてしまうのだ。

逆を言えば、人間の方がある価値において生産性が高い場合、機械やAIに取って代わられることはないだろう。

なので、これからの時代は、「生産性の高さ」が重要になってくる。

いつまでも、自分の時間を無駄にするような仕事をしているようでは、機械やAIによって淘汰されてしまうのだ。

自分の時間を無駄にしてはいけない。

費やす時間を最小限にして、最大限のパフォーマンスを発揮するのである。

それが生産性を高める手段である。

費やす時間を無理に増やしても、パフォーマンスが変わらないのであれば、生産性は減少する。

そんな働き方をしてはいけない。

自分の時間を大切にできるよう、生産性の高い仕事をしていきたい。

そして、その感覚を子どもにも教えていきたい。

一斉指導をしているようでは、子どもに生産性を意識させることはできない。

なぜなら、同じ課題を同じ時間で解かせているからだ。

全員一律のスピードで終わらせることを狙っているからである。

これを変革しなければならない。

一定量の課題を、個人の生産性に応じて解決させることが必要である。

これは今、注目されている「自由進度学習」が実現してくれるだろう。

このような取組を導入することで、子どもにも「生産性の重要性」を体得させるようにしていくべきである。

生産性は必要不可欠な視点なのである。

では。

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