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アート独り言。(私の中のマグマ その2)

この記事は

アート独り言。(私の中のマグマ その1)の続きです。

身体に異変を感じた私はいつも肩の治療でお世話になっている人に連絡。治療が受けられるか確認すると意外な言葉が。

「帯状疱疹の可能性があります」
なんか聞いたことあるけどよくわからない。
治療はキャンセルし、すぐに受診することを勧められた。

念のため、いつも食事の相談をしてる友人に聞くと友人も帯状疱疹を疑う。すぐに受診しないと大変な事になる!と言われ、翌日遅刻して皮膚科に行くことに。

顔を見るなり、はいっ帯状疱疹~とアッサリ。まだこの時は大した痛みはなかったのと、痛み止めの副作用が怖いのでもらわなかった。
すると、発疹のない神経の通り道が針で刺すような激痛。がまん強い方だけど、痛みで失神しそうだった。
それでも力を振り絞り、撮影に向かう。

私は病気のことは言えなかった。
今辞めたら、締め切りに間に合わない。
メイクさんも気合いが入っている。
もうやるしかない。

全身の力を振り絞った。
固定カメラと、ジンバルで近寄るも、痛くて長時間カメラが持てない。。
悔しさと痛みで倒れそうだった。

お昼は超美味しいお弁当。
ずっと気遣ってくれたりでなんとか無事に撮影は終了。
編集時間がとにかくない。でもやるしかない。。。

途中、フラメンコの事を調べる。少しヒアリング時に聞いたけど、フラメンコは苦しい生活を強いられた人々の魂の叫び。
楽器が買えないなら、手や足を打ち鳴らそう。
そして魂の歌、ギターとタイミングやテンポを合わせて踊る。

私が今までみたダンスとは全くことなるものだった。

シューズの裏には無数の釘が打ち込まれ、爪先とかかとを同時に床に当てる。タップダンスは交互に打ち鳴らすが、フラメンコは均等に踏み込まないと音が鳴らない。

私はどんどんフラメンコの虜になっていった。
映像は無事に完成し、一体どんな作品を作ったら良いか迷われていたが、私の提案で大満足してくださった。

一緒に作品作れた事に感謝。
よろしければ、こちらからご視聴ください。
エントリーナンバー9、炎舞です。
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