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てらこやのひび ⑩

昨日、卒業生との食事会があった。

最後に次号のてらこや新聞でご案内する予定の「寺子屋かめい ファンクラブ」のお話をしたところ、早速、ファンクラブ会員No.1の入会があった。

先日来、このnoteでも触れているけれど、「生きづらさ」を感じている生徒がここ数年特に増えている。

私たちが言う「生きづらさ」は、単に特性があることだけではない。学校へ行きにくい生徒たち、問題なく過ごしているように見えるけれど、学校生活に疲れていたり、自分を隠して過ごさなければならない生徒たちもいる。

様々な生徒たち1人1人と、できるだけ時間をかけて丁寧に向き合いたいと思うけれど、そのためには、いろんな意味での資源、資金が足らないと、コロナ禍の始まる前から試行錯誤を続けている。

コロナ禍には、大学生たちの苦悩や危うさまでもよく見えてくるようになって、グッズ販売、てらこや新聞のサブスク化、noteなども試してみた。そして、今年は「てらこや新聞」のサブスクリプションをファンクラブに変更することにした。

クラウドファンディングなども考えたけれど、1時的なものではなく、持続的にサポートをお願いしたくて、ファンクラブを試してみることにした。

昨日の食事会ー8名での予定だったけれど、1名朝からの体調不良で急遽欠席で、2期生から社会人の受講生まで20代2名、30代2名、40代1名、50代2名の計7名の会となった。

ー寺子屋かめいの良いところは、こうやって卒業生が集まるというところですね。

と、昨日も言われた。本当にそうだと思う。ただ、集まってくれる卒業生、受講生の皆さんに、ありがたいと思う一方で、特別に努力をして集めているわけではない。

今回も、聞きたいことがあって連絡した卒業生に「また食事でも」と言われたすぐ後に、誕生日のお祝いで連絡をした別の卒業生が「私にできることあったら、いつでも言ってください!」と返信をくれたので、「では、食事会幹事よろしく~!」と言ってみたら、今回の食事会となった。

前回は、年頃になった娘さんに誰か良い人いないかとスーパーでばったりあった卒業生の親御さんに言われたので、じゃぁ、ちょっと集めてみる?なんて話になった。笑

相当な不義理をされたり、向こうから嫌がられたりしない限り、私は、一度関わった若者とは一生付き合っていたいし、逆に若者たちにそう思ってもらえる人でありたいと、改めて思っている。


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