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#50 言葉は心の鏡-「~てしまう」の遣い方

言葉の遣い方にはその人の深層心理が出るもの。
無意識でも隠していても言葉には言霊が宿っているのを忘れてはいけないと常々思う。

文章に感情が反映される

それを日本語教育の世界では「モダリティ」と言う。

LGBT発言をした秘書官を何とか丸く収めようと答弁した我が国の首相。

「社会を変えてしまう」

その翌日もその火消しをしようと一生懸命読んでいたけれども…

日本語教師を長いことしている私には

言いたいことがありあり

その人個人が持っている自分の言葉のデータベースにいろいろな言葉がストックされていて、こんなときにはこんな言葉と自然とフォルダーを分けている。

言葉は自分の思考や感情をもとに遣う道具。
道具は必要がないところでは遣いませんね?
それと同じに言葉も自分の心や頭の中を代弁してくれるありがたい道具。

良く使うか悪く使うかはその人次第。

そんなこと知らんわい🤣
という声が聞こえてしそうですが…

言葉はペンにもなるし剣にもなる。

渡された資料をそのまま読むのではなく、目をきちんと通して自分の言葉にする必要がある。
そういう立場の人の最低限のタスクだと思う。

そして、そういうことをきちんと指摘できる参謀を自分の周りに置いておくことも忘れてはいけない。

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