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まなびの道しるべ~中学生①~

てらこやの指導例をご紹介する「まなびの道しるべ」。
第一回は中学生の例をご紹介します。

美作地区の中学校には「県立中の津山中」と「北陵中・鶴山中・津山東中・西中の市立中や鏡野中・奈義中・勝央中などの町立中」があります。
ご存知かと思いますが、県立中と市立中・町立中では、学校の仕組みが異なり、定期テストの難易度や平均点は異なりますのでご注意ください。
また、大昔の話をしても参考になりませんので、基本的に投稿日の5年以内のお話とさせていただきます。

え!?ほんと?という例も数多くありますが、全て実話です。ただし、健康食品みたいに成績の伸びには個人差があります。ご紹介する例はあくまで一部の例ですので、参考程度にご覧いただければ幸いです。特に、前回述べた「学習習慣・計画性・克己心」が徐々に身に付いて素直な生徒ほど伸びやすくなっています。

前回の記事はこちら

今回は津山中以外の市立中・町立中のお話をします。

1.入塾後3か月で数学29点→82点に大幅アップ!

入塾:中2
指導方法:個別指導クラス

てらこやは基本的に長期的に体質を改善して成績を伸ばす塾なのですが、ときどき短期的に成績が伸びる場合があります。なかでも、この生徒の成績アップ率には驚きました。

入塾したのは中学2年。数学の勉強法がまったくわからず、テスト勉強はしているのにテストで点数がとれない、数学の点数は1年から2・30点台という絶望的な状況でした。その生徒の手元を見て私は「間違えたときは必ず解き直しをしよう」「途中式を必ず書いて、間違えても消さずに解き直しをして」というアドバイスをしました。

あとはこの生徒の学力に合った基本的な教材を選び、ひたすら問題演習をしていただきます。指導方法は個別指導なので、勉強法も毎回チェックし自分では解き直しができない問題も講師と一緒に考えます。

すると、次の定期テストで82点に大幅アップ!中2の2学期期末のテストですから、そんなに簡単ではなかったはずです。てらこやでは、成績不振の生徒には「ていねいな授業で細かく教えるより、生徒のレベルにあった教材をバリバリ解いて慣れてもらう」という方針があります。特にこの生徒は素直に指示に従ってくれたので成績が急上昇したのでしょう。その後も成績は維持していました。

2.中1から中3で英語の県模試偏差値が48→60にアップ!

入塾:小6
指導方法:ハイブリッド個別クラス(個別指導も併用)

こちらの生徒は数学と理科が得意な典型的な男の子です。国語はやればできるのですが、少々恥ずかしがり屋さんで音読をあまりしないタイプ。「この子は中学になったら英語が苦手になるぞ…」と思っていたら案の定そうなってしまいました。

英語は音読が必須の教科です。そもそも言葉なので、まずは声に出して学んでいくはずです。日本語だって赤ちゃんがいきなりペンでひらがなを書きませんよね。まずは「ママ・パパ…」と言葉を発して学んでいきます。それと同じで英語学習で書きばかりしていると身に付かないのですが、恥ずかしがり屋であまりおしゃべりを好きではない男子は、英語が伸びにくいという特徴があるのです。(なお、音読はするけど書きが嫌いという生徒も成績は伸びにくいです。スペルを覚えられません。)

小6の成績はそこそこ良かったので、進学校を目指すハイブリッド個別クラスに在籍します。このクラスでは県模試を毎回受けていただくのですが、英語が平均点を取れず。原因を探ると、やはり音読をしていなかったようです。ご家庭が大変協力的で、面談を何回かする内に週1回は個別指導もしようということになりました。ただ、個別指導にしてもなかなか音読をしてくれません。

そこで、中2のときに「ある教材」を渡しました。この教材は音読をしやすい構成でしかも単語も覚えられるという画期的なものです。私は「この教材を正しい方法で音読し毎日続けると必ず成績は上がる」と伝え、音読方法も教えました。※ある教材は入塾者にお伝えします

1年後…
中3高校入試対策は塾長の私が担当するのですが、別人となった彼に出会いました。なんと英語をスラスラ音読し、あんなに解けなかった長文問題を時間内で高得点を取るのです。県模試の英語の偏差値も60越え。「え?英会話とか行きだした?」とその子に聞きましたが、首を横に振って「先生の指示通りしただけ」と一言。めちゃくちゃ嬉しかったですね。

私はいくつか正しい学習法を知っています。しかし、それは実践してもらえないと効果は発揮されません。その生徒とは信頼関係ができており、火をつけることができたのかもしれません。またご家庭も協力的で、長期間に渡り前向きに通塾していただきました。本当にありがとうございました。

3.津山中不合格からリベンジ。津山高校に入学後は30位に。

入塾:中1
指導方法:ハイブリッド個別クラス

この美作地区にも中学受検があります。津山中は、公立中高一貫校で小6のときに適性検査と呼ばれる検査があります。それと面接や調査書で合否が決まるのですが、潜在能力があるにも関わらず不運にも不合格になってしまうことがあります。

てらこやでは、中3や高1でその生徒の力が発揮できるようにサポートする塾なので、津山中に不合格の生徒でも多くの生徒を伸ばしてきました。特に何となく受検したのではなく、強い意志で受検し努力を継続できる生徒は伸びます。この生徒も中1から中3で与える教材をどんどんこなしていき、中3では高1の数学を学ぶほどに成長。仕上げの中3高校入試対策講座と3月の高校受験後にすぐ始まる高校準備クラスで、高校の準備は万端です。

てらこやの中3の進学校クラス向けでは「津山高校に合格することは当たり前。高校入学までに基礎基本を素早く正確にできるようになろう。」ということを常々言い聞かせます。私の熱が伝わったのか「この子は間違いない」とまで確信するほどに成長。高校では数学の成績はトップレベルになり全体の順位も30位台とみごとにリベンジ成功!今後の成長もまだまだ期待できる生徒です。

◆てらこやの指導方針を再掲

1.学習習慣・計画・克己心(こっきしん)の育成を大切にしています
2.生徒が70%は自力で解ける問題を選んでいます
3.正しい学習法を伝えています

今回の指導例はあくまで一部です。生徒に火をつけられずうまくいかないこともありますが、火をつけることができて、上の3つを実行していただくと成績UPします。特に、成績不振の生徒には2の方針でガリガリ問題を解いてもらうことが一番ですね。部活動でいうところの筋トレです。

しかし、この筋トレがなかなかしんどい。特に中1や中2では筋トレが多くなりますが、日々の筋トレが当たり前になれば楽しい世界が待っています。中3で飛躍的に伸びますよ!

ここまで読んでいただいてありがとうございましたm(__)m
次回の「まなびの道しるべ」をお楽しみに!
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