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7月と8月の振り返り③(ノートのまとめ方、これからの授業)

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恒光:今回は長めの休みもとれて、今までの復習をしたり、それをノートにまとめたりしていると思うんだけど、どんな風に学びをまとめていっているの?

武田:
授業のときは、授業のことを沢山メモとるんですけど、私の場合は授業でまとめたことをもう一回見直して、自分の中で整理しながら書き直す感じ。
その中で分からないことがあったら先生に聞けるように、その材料を集めておくような。そんなことをしたいと思いつつ、家でなかなか授業を振り返ることができてなかったです。

恒光:時間がなかったのかな?

武田:
それを言うと言い訳になっちゃうから、自分でどうにでもできるだろうし。
でもやってなかったということは、自分がやれてなかったと思いますけど。

恒光:ノートをまとめあげていくうえで、つまづいたりする部分はあるのかな?

長谷川:
そもそもノートをまとめようという気にならないところに悩んでいます。
まとめに入るってことは、勿論大事なんだけど、自分がまだ知らなくて新しいことに挑戦することに割く時間も同時に減っていくじゃないですか。

今まで触れたものに更に時間を使うよりかは。私が、どちらかというと、より知らないことへと進んでいくから、今まで自分がやってきたことを定着させるということに、なかなか気を向けることをしていないから、きっかけが他力本願ですが、みんなで何かをするとかあると有難い。

前に武田さんと話していたのは、生徒同士で復習会を開催したいねとか。
ノートを持ち寄って、ここわたし聞いてなかったとかを共有する。

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武田:
何時間も時間をとってやるわけじゃなくて、例えばですけど今日一日こんなことやったけど、ここわかってる?とか。ここわからんから、ここ教えてほしいとか。

みんなでやろうよー、と言いつつできてないんですけどね。。(笑)

恒光:どのくらいの頻度でしていく、これから?

武田:週一とかかな。

三橋:
いま、ノートを見ていたんですけど、毎回おなじところで躓いているんだなっていうのがわかる(笑)

恒光:なにに躓いているの?

三橋:
躓くというか、魚の捌き方で、ここでいつも止まっているなというのが三回くらいあって。結局、数をこなさないといけないものは、メモしても意味がないなとも思っちゃいました。魚を捌くこととか。

恒光:捌く行程のどこで止まっているの?

三橋:
わたしは鯛を捌くのが苦手なんです。鯛が三枚おろしじゃなくて、片面おろしみたいな感じだから。色んなところに、「ここはこういう風にする。ここはこういう風にする。」っていう注意点が多くて、それをこなせてないな~って。

それをノートにまとめなおしていて思ったから、どうしたらいいんだろう。数をこなすしかないのかなって。あと、まとめ直しても結構忘れている。

長谷川:それは、みんな一緒だと思うよ。

三橋:
今までまとめたものに書き足していく方が良いかもと思う。まとめ直してしまうと、違うものになっていく。その辺りが難しいなと、最近思っているところです。同じことを二度目やったとして、二度目の時にも気付くことがあるじゃないですか。その方が、その時のことを思い出せるから。

武田:
まとめ方であったり、まとめることをするしないも、その本人のやり方次第というか。自分の中に入ってくるやり方を見つけられたらいいですよね。

恒光:ノートにまとめるということと、体で覚えるということは、また違うしね。

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武田:
全然違うと思います。魚をおろすとか出汁巻きを巻くとかって、体で覚えるしかないと思っているから、それに関してはメモしなくていいかなと思っています。

長谷川:
調べるとかまとめるって、一回出会っていること、その場面を体験していて、その中ではっきりしない部分があるから。
もう一回自分の頭の中でシミレーションをしたり、本で知識を補填したりして、またその場面に会った時に自信をもって臨めるようになっているというか。「あ、もう次は失敗しない」って自信がつくことは、私の場合はよくあります。

恒光:
鞍谷先生が「考えながらやりなさい」ってよく言っているけど、その言葉は各々で自分なりに落とし込めている?

長谷川:
離島キッチンの時はすごいありますよね。
やっぱり先生が、生徒達の動きを見ているので。
「これは、ここがこうなるからこうしないといけない」って指示があるし、なぜ失敗したり上手くいったかを説明してくれる。

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恒光:
先生からの指示じゃなくて、自分自身が考えながらやるってある?
いわゆる試行錯誤というのかな。

武田:離島キッチン海士で、指示を待つんじゃなくて、どう動くかを自分で考えるとか?スピードを上げるにはどうやったらいいか考えるとか?

長谷川:
最初の頃は、考えながらやるの一例として思い出したの、潮汁。

塩をして、時間おいて洗って、塩加減を見てそこから出汁をとるんですけど、先生は絶対にこの塩加減を覚えて、結果的に自分が作った潮汁との関連を忘れるなっていうことをよく言っていて。

この時、こうしたから美味しいじゃなくて、この塩加減だから美味しくなる美味しくならないというのがある。そういう紐づけを自分自身でしないと、いつまでも美味しくならない。

自分の頭の中で組立をできていないと同じことはできないからって言っていて。ちょいちょい味見をしていく。今回この食材を使って焚いてみるってなった時に、蕪だったらまずは生で齧って、炊いたあとにもう一回味見して

どういう下ごしらえがあったのかというものを、自分のなかですり合わせる作業がないとっていう部分が、先生が「考えながらやれ」って言っていたことのひとつ。そんなことを授業の中でやっていけたら良いなって思う。

恒光:うんうん、なるほど。

長谷川:
賄いを復活させたいですね。私はすごいやって良かったと思う。自分で考えて、この季節だからとか、この食材だからとか、こういう風に感じたから、これを表現したくてとか、こういう風に料理をしたいとか。

食材の背景とか、社会文化とか歴史とかを紐づけながら、自分でつくりながら先生に食べてもらったり、他のメンバーに食べてもらえるというのが大きな収穫と思っているから。

三橋:
賄いは勉強になるけど、自分で考えてやるということは、本当に色んな事全てを考えなきゃいけないから、果たしてそれを自分はできるようになるんだろうかって思ってしまう。一品だけに集中する形にしてみたい。

恒光:似たようなことを島留学弁当で体験していたよね。

三橋:あの大変さが毎週あると本当に大変だから、一品か二品だけにするとか。

恒光:五法をみんなで順番に回して1品ずつ作って、ひとつの賄いとして成り立つというやり方としても良いかなって思う。

長谷川:
それを毎日やるでもいいじゃないですか?
1週間のうちで五法が一通りできるだろうし。前日に仕込めるのは仕込んでおいて、当日に2、3時間で仕上げなきゃいけないから、お昼にそれを食べて振り返りをして、明日もまたどうするかっていうサイクル。

自分の担当のものを仕込んでとか、上手くサイクルできると思います。

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(2021年8月25日収録)