【毎日note1028日目】やっぱりパリってすごいなぁ…

こんばんは♪
Etoile Pilates 寺田マリです。

昨日は仕事が夜だけだったので、空き時間でアーティゾン美術館で開催されているパリ・オペラ座の展示を見に行ってきました。

やっぱりバレエをやってるものとしては、これは見とかないとあかんやろと。笑

終了ギリギリだったところ、滑り込みセーフな感じで行ってきた。

難しいことはわかりませんが、とにかく芸術に対する考え方というか。

芸術の都とか言われている意味がよくわかる。

パリジャン、パリジェンヌというのが誇り高い生き物だということも、よくわかる。

"なぜなら歴史が物語っているから!"という感じです。

イタリアから運ばれてきたオペラなどの文化、芸術をフランス流に昇華して、それが今となっては世界最高峰の文化芸術として認識されているのだから。

贅を尽くすということで、どれだけ市民の血税が注がれていたかを考えると怖くなりますが、あの劇場も、舞台も、それが無かったら生まれることはないわけで。

それが何百年後の今も継承され、さらに高められているのだから素晴らしいです。

個人的にやっぱりロマンティックバレエの項目が興味津々で。

なぜなら以前、割と本気のパドカトルをやったことがあったから。笑

ちなみに私は、かの有名なマリー・タリオーニ様を踊らせて頂きましたけれども。笑

今回観て印象に残っているのは…

①タリオーニの直筆の手紙

②タリオーニが履いていたころのトウシューズ

でした☺︎

直筆の手紙は内容が面白くて。笑

"トウシューズ職人が納期に遅れてトウシューズが無いから、他のメーカーのトウシューズを代わりに履いたら全然足に合わなくて踊れない。トウシューズの代金をお支払いください。"みたいな。笑

さすがタリオーニ様のレベルになると、こんな文句もさらりと言えちゃうわけで。

ただ、びっくりするほど字が綺麗でした。笑

そして、②の当時のトウシューズね。

今のトウシューズはいろんな研究、開発がされて、どんな足でもとりあえず立つことはできるくらい進化しているのだけど。

当時のトウシューズはシルエットだけ今のトウシューズと同じで、ソールもボックスもほぼフラットでペラペラ。

サテンのバレエシューズで形だけ先が四角いの。

当時のバレリーナはマジで自力で爪先で立ってたんだなと思うと、そのテクニックは革新的で。

そりゃあ後世に伝わる文化として昇華されていくだろうと実感。

そして私はトウシューズに立たせてもらっているに過ぎないわと、反省。笑

いずれにせよ、良い学びの機会となりました😊

ああ、フランスも行きたいなぁ…


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