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社会科(地理)教師必見!北海道をしっかり教えて!
こんにちは、てらじーです。
今日は先週予告していた通り、北海道に住んでわかった地理教育の大切さについてお話ししようと思います。
最初に
「北海道はでっかいどう」そんなフレーズを1度は聞いたことあると思います。これはANAが1977年(私の生まれる20年ほど前、今から約45年前)にキャンペーンでつけたネーミングのようです。
当時は「でっかいどう、北海道」だったそうですが。
そんなことは、さておき!
本当に北海道は大きいのか?というお話
天気予報で見た感じ、そんなに大きくは見えないですよね・・・
しかし、西端の松前町から東端の根室市まで直線距離で500㎞程あり、本州だと東京から徳島と直線距離では同等となります。(※1)
しかし天気図を見ると、赤い線は東京を出てからちょうど大阪といったこところでしょうか、徳島へは全然到達していませんね…
これが北海道過少縮尺の実態です!
これが皆さんの頭に植え付けられているということです。
![](https://assets.st-note.com/img/1683527891918-DqLRCniNRY.png?width=800)
北海道の各都市の位置関係
道内には有名な場所が色々あります。
函館・札幌・小樽・旭川・帯広・釧路・根室・網走・稚内etc
白地図を用意して皆さん各都市の場所をあてることができますか?
その後、各都市の距離を本州に置き換えることができますか?
道民になった私はこの記事を作るにあたり多少勉強しましたので、大まかではありますがクリアできます。しかし、本州にいるとほぼ無理でしょう。
なので、道民からすると本州の人々は意味不明な強硬日程を組んでしまうのです。
ちなみに札幌から根室までスムーズに電車で行っても7時間かかります。
新千歳から根室中標津まで飛行機も飛んでいます!
十勝という都市は存在しない
北海道は先述の通り、都道府県の面積で考えるとバカでかいです。
なので英語のPrefectureでまとめるのは非常に困難です。
よってPrefectureの代わりに、振興局というものがあります。
十勝とよく聞きますが、十勝という市町村は存在しません。
これは「帯広」や寒さで有名な「陸別」が属する振興局になります。
なので、近畿地方・関東地方的なニュアンスが振興局となります。
国 >都府県>市町村
北海道>振興局>市町村と表せば分かり易いと思います。
北海道なんて国レベルですよ、面積で考えれば…
最後に
もう最後?と思われ方かもいらっしゃるかもしれません。
しかし1回で長々と全部書いても読み手が疲れますし、書き続ければ明日の朝になってしまいますので、今日はこれくらいにしておきます。
今後の記事に乞うご期待くださいませ。
ちなみに北海道の大きさを色々な土地と比較したサイトがあります。
めちゃ面白いので、ぜひご覧ください!(ここをクリック!)
さて地理教育に携わる方々はこの記事を見てどう思われましたか?
コメント等で、ご意見ご感想頂ければと存じます。
※について
1:サイト「全国の市町村間の直線距離計算」を利用
2:tenki.jpの画面をキャプチャ
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