【機械/化学】ダイキン工業の最終面接対策 #59
前書き
就活生の企業研究どこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は機械メーカーの「ダイキン工業」を取り上げます。
キャッチフレーズは空気で答えを出す会社です。
エアコンメーカーとして有名ですが、化学分野も全体の7%の売上という会社です。(連結で約4兆円の売上)
化学事業で2,600億円と住友ベークライトや日産化学ぐらいの規模があります。
採用数も文理合わせて360名と、関西で就活をするなら知っておきたい巨大メーカーと言えます。
海外売上比率も8割超えでグローバルです。
実はソニー、トヨタ自動車、日立製作所、パナソニック、三菱電機と比較してもすごいという数字が採用サイトに掲載されています。
特に注力するのはアメリカで、今後はインドも重要な拠点と見るようです。
海外駐在人数も機械メーカートップの約680名です。(特に中国、北米、欧州に多く130名以上)
ちなみに機械メーカーでの2位はコマツの約470名です。
業績も拡大傾向で、非常に好調です。
そしてポイントはカーボンニュートラルです。
省エネは熱いテーマであり、そこにも貢献できるというのはこれからの時代に強いメーカーでしょう。
唯一の懸念点は取締役の高齢化です。
会長は代表権はないものの、既に88歳、さらに社長も75歳です。(副社長も76歳)
女性活躍にも力を入れるようですが、社内取締役は女性ゼロとなっています。
新卒の採用数では直近で女性が4割(※一般職は廃止)
特に事務系では7割が女性となっています。
女性リーダー研修という制度もあります。
倍率もそこまで高いわけではないようなので、関西で探すならエントリーしてみたい企業です。
高齢の会長や社長が退任すると、さらにドラスティックな変化が起きる可能性のあるメーカーと言えそうです。
同じ機械メーカーでは高利益率のSMCも研究しています。
最終面接対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールについてまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の一つとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げすることがあります。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
メンバーシップに加入頂くと全部の有料記事が読めます。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う3~4時間くらいの作業を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には4時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なものです。
購入者限定でTwitterのDMによる質問も可能です。
研究してほしい企業のリクエストも受け付けています。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。
企業研究のやり方についてはこちらの動画でも紹介しています。
①基本情報
ダイキン工業株式会社
設立:1934年(創業:1924年)
連結従業員数 : 96,340名、単体 : 7,620名
本社:大阪市北区梅田
ホワイト偏差値:69.0(18/30)
求める人材:強い参画意識を持ち、成長し続けようと努力し続け、進んで未知の領域へ挑戦し変革する人
特色:
②売上やセグメントの情報
売上額と当期純利益の推移(会計基準は日本基準)
ここから先は
多くの方にホワイト企業をもっと知ってほしいと思い活動しております。サポート頂けると本当に嬉しく思います。頂いたサポートは今後のコンテンツ作成のために使用させて頂きます。