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【鉄道】東海旅客鉄道の最終面接対策 #66


前書き

就活生の企業研究どこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は鉄道の「東海旅客鉄道(JR東海)」を取り上げます。
東京本社と愛知本社を持つ、鉄道業界の中心とも言える企業です。
JR東海と言えば新幹線であり、リニア新幹線は国家的なプロジェクトと表現しています。
ただ2027年の開業断念というニュースも出ていました。

総合職はかなり狭き門と言え、事務系で20~30名、技術系では60~70名の採用となっています。(21年4月入社者ベース)
総合職ではリクルーターなど大学の繋がりも大きいようです。
プロフェッショナルやアソシエイトなど全部を合算すると430名を採用予定とかなりのボリュームです。
ちなみにJR東日本はトータルで310名となっています。

新社長が23年4月から就任と、コロナによって影響を受けたものの、そこからの回復を目指しています。
社長インタビューでもコロナ後の就任の意味について語っています。
前社長、社長ともに人事を経験するなど人事部が花形部門のようで、現在の人事部長は慶應義塾大学の出身の方です。

新幹線や在来線などの運輸業以外では流通や不動産なども展開します。(ホテル事業もあり)

ただし中心は運輸業であり、リニア新幹線での投資は7兆円を超えるプロジェクトであり今後も運輸業への傾倒は変わらなそうです。
近年はアニメなどメディアとのコラボも増やし、より柔軟な会社に変化しようとしている印象です。
その中でも安全輸送の確保が第一であり、誇りや使命感がキーワードと言えそうです。

同じ鉄道業界では小田急電鉄の記事もあります。

最終面接対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールについてまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の一つとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げすることがあります。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)

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志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う4~5時間くらいの作業を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には4時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なものです。
購入者限定でX(Twitter)のDMによる質問も可能です。

研究してほしい企業のリクエストも受け付けています。

他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。

企業研究のやり方についてはこちらの動画でも紹介しています。

①基本情報

東海旅客鉄道株式会社(JR東海)
設立:1987年
連結従業員数 : 29,850名、単体 : 18,730名
本社:東京都港区
愛知県名古屋市に愛知本社もあり
ホワイト偏差値:67.2(17/30)
求める人材:日本を支える「使命感」を持ち、主体的かつ協調的に行動出来る人
特色:

【特色】JR東海。東海道新幹線と在来線12路線保有。新幹線が収益の約7割。流通、不動産事業も展開
【伸長】東海道新幹線は土日軸に利用好調。会社計画は1~3月新幹線収入を慎重視、なお増額余地。25年3月期はインバウンドが一段向上、出張客は回復に向かう。名古屋の百貨店やホテル稼ぐ。連続増益。
【60周年】10月の開業60周年に合わせイベント展開など新幹線利用促進策を続々実施。新幹線の高速走行中に架線を検査する新技術を開発、保守作業効率化につなげる。

会社四季報より

②売上やセグメントの情報

売上額と当期純利益の推移(会計基準は日本基準)

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