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バレーボールに思う/もっと知りたい

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バレーボールについて何となく感じたこと、こむずかしいバレーボールの技術論や戦術論、コーチング論ではない雑感などを集めています。
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記事一覧

バレーボール「氷山の水面下」にどのようにコーチはアプローチするのか?

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続・「ニッポン・オリジナル」とは何なのか?2024

(写真FIVB)

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【アーカイブ記事(2016/08/23公開記事)】「#眞鍋JAPAN総括 ② 〜選手育成面(底辺カテゴリ)の視点から〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール

 日本のバレーボールにおける課題について、ロンドンオリンピック以降の4年間の眞鍋JAPANの過程を追うと、様々な課題は底辺(育成)カテゴリとトップカテゴリという、相反するカテゴリにそれぞれ原因がある、ということが見えてきます。  日本バレーの育成現場を預かる立場から、この「2つのカテゴリ」という視点を持って、考えてみようと思います。 ◎ 「MB1」や「ハイブリッド6」の “失敗” によって露呈した、 「トップと育成現場との断絶」 ロンドンオリンピック以後の眞鍋JAPANで

モルディブ滞在記2024夏~FIVB Coach Course Level-1を受講

2024年7月モルディブの滞在の目的は、 FIVBコーチコースレベル1の受講のためでした。 受講者50名程度、過半数が現地モルディブの人、その他インドから10名くらい、ホンコン、スリランカから一人ずつ。日本からは私だけ。

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モルディブ滞在記~2024年夏(でも観光じゃないよ)

2024年夏 モルディブ共和国に滞在してきました。 南アジア、インド洋に浮かぶ美しい海に囲まれた島国です。 約1190の島を持つ群島国家。島々は珊瑚礁の環礁を形成していて、 点在する小さな島々ひとつひとつがリゾートとなっています。 モルディブの首都マレにあるヴェラナ国際空港には夜到着しました。 そこからの移動手段は、タクシーやボートなどがあって、 せっかくなので、ボートに乗って繁華街に向かうことにしました。 私の今回の滞在の目的は、バカンスではありませんでした。 首都であ

バレーボールコーチ(指導者)に読んでほしい一冊(2024)

どの分野でも、「理論と実践」と言われるわけですが、バレーボールの指導現場にいて長年感じてきたことは、何年たっても全国どこへ行っても、アップデートされていない同じような指導内容が聞かれる・見られるということです。 そして、スポーツ界でも問題となっている現象がバレーボールにも色濃く残っています。 バレーボール指導者としての「学び」「学ぶ方法」は多様です。今は、情報通信技術も発達していますから、映像資料や遠隔地とのオンライン交流なども容易で、情報があふれています。 しかし、そん

2024オリンピック・イヤーと日本のバレーボール(男子バレーみどころ)

(写真FIVB) 世界のバレーボールのビッグ・タイトルは4年に一度の「オリンピック」サッカーやラグビーなどは、世界一決定戦としては、「ワールドカップ」が大きなタイトルとして歴史も伝統あり、広く人々に認知されているものです。 バレーボールでも、各種の国際大会で世界一決定戦が行われるのですが、やはりバレーボールでは、「オリンピック」が、各国代表が熾烈な競争をして世界一をつかみにいくビッグタイトルとなっています。 オリンピックの中に、バレーボールの数々の歴史や名勝負があり、オリン

もっとクールに。もっとエキサイティングに。バレーボールを信頼してほしい。

(写真FIVB) 私は(私たちは)、スポーツというものから、様々な恵みを与えてもらっています。楽しさや高揚感、ときめきや憧れ、感動や時には生きる財産や学び・・・。 そういったものは、一人一人の中にあるものとして、どれもがかけがえのない宝物になるものです。味わい方や感じ方、見方や楽しみ方は、人それぞれ違っていい。スポーツも、バレーボールもです。 感動や喜びというものは、いろいろなものから得られますが、スポーツ観戦のはらはらドキドキ感や、歓喜などは、他では代えがたいスポーツなら

進化が動き出す~女子バレーボール日本代表に躍動感も #FIVBパリ五輪予選

(写真FIVB) FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 女子プールBが、東京・国立代々木競技場 で開幕しました。 バレーボール女子日本代表(世界ランク8位)の初戦は、古豪ペルー代表 (同29位)。セットカウント3-0のストレートで勝利しました。 〔日本代表 3-0 ペルー代表〕 ①25-9  ②25-19  ③25-15 第1セットのスタートは以下の通り(敬称略) OH:井上愛里沙、古賀紗理那 OP:林琴奈 MB:宮部藍梨、山田二千華 S:関菜々巳 L

「コーチzero」#01概論①~「バレーボールは分解しきれない」を認める

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コートの中のイタリア

(トップ画像はサンタクローチェオフィシャルサイトのトップページ https://www.lupipallavolo.net/) ふとしたきっかけでこんな本を見つけたので早速買って読んでみました。出版は2011年とちと古い。折しも6億円宣言がでたところ、急いで読了しました。 全体としてはイタリアのバレーをとりまく政治経済地理歴史の各方面を紹介。東大経済学部卒の会計士が書いただけあって、データも充実。タイトルに反して「コートの外のイタリア」について書いてある。ちなみに刊行直後

女子バレー「劣勢・劣位的設定」からの脱却が始まってほしいという期待

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結局「ニッポン・オリジナル」とは何だったのか?

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シンガポールでバレーボール(2017)

2017年12月末。北海道ヤングクラブ連盟の国際交流事業として、北海道内のヤングクラブ選手の中学生たちとシンガポールに行く機会を得ました。シンガポールには長年バレーボールの国際交流に尽力されている、成田明彦先生がいらっしゃって、今回の国際交流が実現しました。成田先生はシンガポールでバレーボールの普及と指導にあたっておられました。  こうして、日本を出て、海外のバレーボールの風を直に感じる機会を得ました。ナショナルチームクラスの試合は、むしろ日本でも国際大会が開かれることもあ