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娘とポンデケージョ作り

第二子の息子(ニックネーム:すけちぃ)を11月下旬に出産して、気づけばもう一ヶ月半…。

早い!

ながらくご無沙汰しておりました。
毎日、二人育児に奔走していて、なかなかnoteを書く時間も取れないけれど、少しずつでも投稿していきたいなと考える余裕が出てきました。

皆さま、これからもよろしくお願いします!

・・・

さて、出産後最初の投稿は、3歳の娘のぽんちゅとポンデケージョを作った話。

お料理大好きなぽんちゅ。
いつもは夫と料理をしている。
だけど今回の相手は、この料理が苦手な私!

なぜ私が娘と料理をすることにしたのか。
きっかけは、夫のひと言だった。

産まれたばかりの息子のすけちぃも、無事に1ヶ月検診を終え、少しずつ外出できるようになった。
そのため、最近はすけちぃを抱っこ紐に入れ、外遊び大好きなぽんちゅと公園に出かけていたのだが…、

この時期の公園は、寒い!!

私がもう耐えられない、明日は家で過ごそう…と思うものの、どうやってぽんちゅと過ごそうかと悩んでいた。

その時、夫が言ったのだ。

「じゃあ、一緒に料理でもしたら?」

料理!
苦手すぎて、調理中にイライラしだす私が、
ぽんちゅと⁉︎

考えもしなかった。
けれど、なぜかその時、それもいいかもしれないと思った。

・・・

早速、三歳の娘と作れそうなレシピを検索。

条件は次の通り。

⚫︎包丁は使わないこと。
 (すけちぃが泣き出しても目が離せないため)

⚫︎火は使わないこと。
 (すけちぃを抱っこすることになると、調理を中断することになるため)

⚫︎ある程度、娘ひとりに任せられる手順であること。
 (すけちぃの世話をしながらでも、ひとりで飽きずに楽しめるようにするため)

そして、色々検索して目に留まったのがコレ。

『お餅を使ったポンデケージョ』

手順は次の通り。

1.餅と牛乳を容器に入れてふんわりとラップをかけ、柔らかくなるまでレンジでチン(600Wで30秒ほど)して、しっかり混ぜ合わせる。

2.小麦粉、ベーキングパウダーを混ぜ合わせた後、粉チーズ、砂糖を入れて混ぜ合わせる。
さらに、餅、卵、ピザ用チーズを入れて混ぜ合わせる。

3.ある程度まとまったら、水を少しずつ入れて、手につかないくらいの硬さになるまで手でこね混ぜる。

4.生地を、ひと口大くらいの大きさにちぎって丸める。

5.190度のオーブンで20分焼く。

以上!

これなら、条件を満たしている!
しかも、お正月のお餅も使える!

ということで、レシピはこれに決定。

ただ、このレシピ、ひとつだけ問題が…。

餅と小麦粉をまぜあわせるのだけど、お菓子作りで散々失敗してきた私、小麦粉との相性がすこぶる悪い。

小麦粉を混ぜる際にてこずってグルテン化させてしまい、クッキーはカチカチになるし、ケーキ類は膨らまなかったり、食感が悪くなったりするし。

そんな相性の悪い小麦粉を使って娘と料理するなんて、失敗の予感しかしない…!

不安が頭をよぎったが、餅を使うことでなんとかなるんじゃないかと思い、決行することにした。
料理を失敗した時のショックが計り知れないので、自分自身にこう言い聞かせて。

「失敗したらしたでいい。ぽんちゅがご機嫌で楽しんでくれたら、それでOK!!」

・・・

翌日の午前中。
ポンデケージョを作ってお昼に食べようねとぽんちゅに話すと、大喜び。

すけちぃの授乳と寝かしつけを終え、いざ調理開始!

レシピではプレーン味だけだったが、バナナ味も作ることにした。

なんでもやりたがり屋のぽんちゅ、絶対に材料計測も手伝いたがる。
それを阻止すべく対策を練ったのだ。

「ぽんちゅ、バナナを潰してね」
「はーい」

ご機嫌でバナナの皮をむき始めるぽんちゅ。
よし、この間に計測だ!
順調な滑り出し♪

と思ったのだが…

バナナ食べてる!!

「食べたら、パンに入れる分がなくなるよ。潰してね」

残り半分のバナナを慌ててボウルに入れ、マッシャーを手渡した。

その間に、餅をレンジにかけ、小麦粉を計測。

……、

あ!今度は潰したバナナ食べてる!
ほとんどない!!

「あのね、おいしいかな?って、あじみしたんよ」

そうですか、そうですか。
バナナ味はあきらめよう(泣)。
冷凍コーンがあるから、それを入れてみようかな…。

「じゃあ次は卵を混ぜてください」
「はーい」

これは得意なぽんちゅ。
一緒に卵を割り、その後は泡立て器を使って、ぽんちゅひとりでまぜまぜ。
私は再び計測。

と、ここでアクシデント。

粉チーズが固まって出ない!!
慌てて蓋を開け、箸で崩すもなかなか崩れない。
出てきた粉チーズは規定分量より少ないけど、まぁいいや!

さらには、餅のレンジに時間がかかる!
冷凍を使ったせいで、なかなか柔なくならないのだ。
結局、1分半ほど温めてようやく柔らかくなったが、ねばねばでとろみが少なかったので、牛乳を追加。テキトー(笑)。

と、ここでさらなるアクシデント。
すけちぃが目覚めて泣き出した!
もう少し眠ると思っていたのに…!

慌てて餅を混ぜ合わせ、すけちぃを抱っこ紐に装着。

ここからは、材料を全て混ぜ合わせることになるのだが…、

まだ生後1ヶ月半のすけちぃは対面抱きしかできない。
なので、前が見えづらい!

ぽんちゅに少しずつ水を入れてもらい、手こずりながらも材料を混ぜ合わせ、その後はぽんちゅと一緒に手でこねこね。

というか、「ぽんちゅの手、邪魔ー!見えないんだよ」「まぜまぜしたいもん!」とお互い牽制しつつ。

そして、なんとかひとまとまりになったら、生地をふたつに分けて、片方には冷凍コーンを投入。
そして、あとはよろしく!とばかりに、ぽんちゅに丸める作業を丸投げ(笑)。

ここからは、ぽんちゅの才能発揮!

つるりとしたまん丸のお団子を上手に作ってる!
さすが、砂遊びで鍛えられてるだけあるわー。

と、感心したのも最初だけ。

あまりにも遅すぎる…。
これじゃ、何時間かかることやら…。

というわけで、私も参戦。
ぽんちゅよりははるかに早いけれど、前が見えずらいこともあり、表面でこぼこで雑な仕上がり。
それでもヨシ!

途中からは、生地が手につきだしたので、水で手を濡らしつつ、せっせとお団子作り。

そして、オーブンへ投入!

ようやく終わりー。

と、キッチンを改めて見ると、粉はこぼれて水は飛び散り、調理器具は散乱していてぐっちゃぐちゃ(笑)。
これ、我が家の料理人の夫に見られたら、お叱りを受けそうだわと思いつつ、すけちぃをベッドに寝かせて(泣かせて…)、ササっと後片付け。

ぽんちゅは前日の残りおかずをつまみながら、焼き上がりを待っていた。

オーブンからは、チーズのいい香り。

焼きあがったポンデケージョを取り出してみると…、

こんがりいい色に焼けている!

さっそく、アツアツをぽんちゅと一緒にパクッ。

おいしい!

外はカリッと、中はムチッと。
チーズの風味が口の中に広がって、いくらでも食べられそう。
コーン入りも、コーンの甘さでこれまたおいしい!

混ぜムラがあったせいで、ところどころ、めっちゃただの餅!なところもあるけれど、ご愛嬌(笑)。

失敗すると思い込んでいたので、これは嬉しい誤算。

ぽんちゅも、おいしいねと言いながらものすごい数を食べたよ!

・・・

夕食後、ぽんちゅの力作を帰宅した夫にも食べてもらった。

「おいしい!」といくつもパクパク。
この反応、お世辞じゃないぞ!
やったね、ぽんちゅ!
ぽんちゅも嬉しそう。

「ママ、またいっしょにつくろうねー!」
「そうだね、また作ろうね」

ぽんちゅ、満面の笑み。
私も、とっても楽しかったよ!

でも大変でもあったから、やっぱりしばらくはいいかな…(笑)。

・・・

ちなみに、ポンデケージョのレシピはこちらを参照しました。
料理下手でも、子どもと一緒でも、多少作り方が雑でも成功しました(笑)。

興味のある方は、ぜひ作ってみて下さいね♪


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