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わいの就職留年記‼️

就留の質問がやけに多い。

最初に言っておくが、ゴミ人間のエピソードは当然ゴミだぞ。それでもいいなら、さっそく行くか。


話は遡って2019年3月。就職活動を開始した。

インターンゼロ・自己分析ゼロ・業界および企業研究ゼロ。

地元の友人らと毎日、就職活動という名の夜遊びをしていた。業界地図とパソコンを持って朝までファミレスに居座り、週に1度は夜景を見に、月に1度は夜の海に行っていた。

ナメてたね。

以前にも書いたが、わいは小学3年生の頃から「なりたい自分には自分でなる」というポリシーのもとで生きてきた。その結果が、他人に「オマエの人生ほぼギャグ」と言われるくらいには有意義な大学生活だ。

そしてそんな自分が、面接官を落とせないわけがないと自信過剰だったわけだよ。

そしてやはり、自信過剰だった。7月まで、一次面接すら通過したことすらなかった。焦ったよ。周りは就職活動を終えていくんだから。友人らが難関企業の内定を取っていく中、わいはぶっちぎりの無い内定だったね。


〜無知の知〜

友人らが皆、就活本に沿って、自己分析を行いエントリーシートを書いている中、わいは就活本はいっさい読まず、unistyleを参考にエントリーシートを書いていた。

どちらが正しいとかではなく、問題は、わいが自分の理解の範疇を超えていこうとしなかったことにある。思考は育てるものだ。

きみが尊敬するあの人だって、本や人物や、時にはツイッターから様々な影響を受け続けているのだよ。

だからわいは言う。本に沿え。

現在の情報社会を持ってしても、人々の出版物への信頼ってのは非常に厚い。法はもちろん、出版のプロの審査を何度も通過した正確な情報や思考が、そこに載ってるんだ。

つまり就活本には、就活で通用する高レベルの思考が載っている。一度読んでみるといい。ちなみにわいは二ヶ月前に、初めて手に取ったのだが、「そういうことだったのか」というため息の繰り返しであった。

今のオマエの理解の範疇を、意識的に超えろ。そうして思考そして言葉は育ってゆく。


〜そうそう、就活中の友人関係〜

これは特殊かもしれないが、わいの周りは皆、それぞれが違う業界を志望していた。

つまり、’’ライバル’’という概念がなかったんだ。お互いがお互いを、本気で応援していた。お互いに「成功してほしい」と思っていたんだよ。

「成功」の定義は人それぞれだ。

ではなぜ「成功してほしい」のかって?お互いに「幸福度の高い人生を送ってほしい」からだよ。オマエだって、幸福度の低い人間に囲まれて生きるより、幸福度の高い人間に囲まれて生きていきたいだろ、シンプルに。

というかこれは、業界がカブってたとしても変わらない。わかるだろ、入社してからが本番なんだ。いいからオマエはオマエの人生に全集中するんだよ。

インスタグラムのストーリーやフェイスブック。他人の生活をのぞき見ることが当たり前のこの時代に疑問を持って生きないか。本来、他人に影響されるべきことはライフスタイルや髪色じゃなくて、思考や言葉や、生き様だ。就職活動は「自己を知る」ことで進んでいく。他人の生活をのぞき見てる場合かアンタ。鏡の前で自分をビンタしろ。


さて2019年7月。

第一志望の最終に落ちる&留確

ここで付け加えると、20卒のわいの志望企業は、第一志望御社のみだった。ああ、他社も受けたよ無数に。

ただすべての時間と労力は、第一志望だけに注いでたんだ。未熟すぎたわいは、他社に興味を持てなかった。

じつにこれこそが20卒全落ちの最たる原因だよ。前回のnoteを去年のわいに見せてやりたいが、見せたところで鼻で笑っておしまいだろうね。どう、いかに20卒のわいが調子に乗ってたかわかるだろ。

とにもかくにも、わいは第一志望をはじめとする全ての会社に落ちたわけだ。

全落ちは想定外だったかって?

どうだろう。3月からずっと「内定を取った自分」は想像できていなかった。すばらしい違和感がここにあるだろ?自信過剰のくせして、成功するイメージは持てていなかったんだ。

そして留年が確定した。全世界が敵に見えたね。

わいは知った。世界はどうにもならないこともあるのだと。そしてその日のうちに親に報告した。確かこんな内容を、

①留年の報告②大学の学費制度③もともと就職留年は考えておりさらにリベンジしたい企業がある学費は自分で出す⑥そもそも留年=悪だとは思っていない

親が焼いた肉をくいながら、淡々と喋った。

そして最後に、就活生は年に100人以上が自殺する。死を選ばず、前向きに生きようというわたしの気持ちをお察しください的なことを言った。

反対するなら自殺をしかねないと半分脅しみてえなもんだが、こっちだって人生がかかってる。こうして20卒だったわいが、21卒に更新されたわけである。

20卒で9月入社の選択肢もあったが、9月入社を受け入れる企業は全部じゃない。そうすると受けられる企業が限られる。わいは卒業予定の半年後、つまり21卒4月入社をすることに決め、留年あらため就留としてのリベンジを始めたわけである。

これが、就留の床が就留するまでの経緯である。


その後、アルバイト・卒論・夜遊び・旅行などに時間を費やし、あっという間に2020年3月を迎えたわけだ。


先ほども書いたが、わいが全落ちした最大の原因は「視野の狭さ」だ。ほとんど盲目状態だった。第一志望以外の企業をろくに知ろうともせず、公式サイトを一度も見ずに面接に行っていた。

あとはこれだよ。

口が回る=論理的という、甚だしい勘違い。

面白いだろ、この厨二病感。

想像しろ、終始辻褄の合わないことをペラペラと喋り続けるリクルートスーツの小娘を。人はだれもが未完成だとはよく言ったものだが、こいつは欠陥品にもほどがある。

とにかく全てにおいて、20卒わいの視野の狭さが招いた結果だ。恐ろしいことに当時は、自分を客観視できていると思っていたのだから、人間ってのはどうしようもねえ。

わいは、オマエらにアドバイス的なことはできない。自分が正しいとも思っていないし、何より、わいごときに左右されてオマエらしさを失って欲しくない。

ただ、わいの文を読んで納得した部分や共感した部分をきっかけに、それまできみの中になかった、物事への新しい見方を認識してほしいんだ。

ひとつの言葉を自分がどう受け止め、さらに何と関連づけて考えるか。それこそが「オマエらしさ」と言えるのだとわいは思う。


〜就職留年を考えてるヤツ〜

就留だって、ひとつの選択だ。ただ、人生においてすべての選択は自分の本心でなければいけない。

他人に影響され、他人の言葉に共感しただけではいけない。他人を理由に決めてしまえば、きっと後悔することになるだろう。おれたちの人生では「納得感」が非常に大切なんだ。

わいは思う。すべての選択は、正しい・間違いで分けられることじゃない。その選択を正しいものに、オマエがしていくべきなんだ。入り口なんてどこだっていいよ。大事なのは、オマエが考えるゴールまでの戦略さ。


じゃーな^o^アディォス❗️








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