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DXの観点から見た新市場区分にあたり対応すべきこと

この記事の作成担当:
株式会社テンタス ディレクター/PR 銭 韻雯(セン インブン)

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0.プロローグ -まだ間に合う。急げ見直し!!-

早速ですが、御社は市場区分の見直しに影響はありませんか?
新市場区分の選択申請期間が間近に迫ってます!!
ESGの観点だけでなく、DXの観点でも評価するポイントがあります。ぜひ我々にサポートさせてください!!
新市場開始後も、申請のチャンスはあるはずです。長期的な改革もご対応いたします。
ぜひ、まずは気軽にご連絡ください!!

テンタスHPからのお問い合わせ:

メールでお問い合わせ:
蘆田 洋平:yohei.ashida@tentus.jp
銭 韻雯:inbun.sen@tentus.jp

新市場の詳しい内容は下記に記述しております。ぜひご参考までにご覧くださいませ。

1. 市場区分の見直しの背景

現在、東京証券取引所(以下「東証」という)には、市場第一部、市場第二部、マザーズ及びJASDAQ(スタンダード・グロース)の4つの市場区分があります。

これらの市場区分は、東証と大阪証券取引所が2013年に株式市場を統合した際に、上場会社や投資者に影響が出ないように、それぞれの市場構造を維持したことによるものです。

しかし、これらの市場区分については、以下の2つの課題があります。

1. 各市場区分のコンセプトが曖昧であり、多くの投資者にとっての利便性が低い。具体的には、市場第二部、マザーズ、JASDAQの位置づけが重複しているほか、市場第一部についてもそのコンセプトが不明確。

2. 上場会社の持続的な企業価値向上の動機付けが十分にできていない。例えば、新規上場基準よりも上場廃止基準が大幅に低いことから、上場後も新規上場時の水準を維持する動機付けにならない。また、市場第一部に他の市場区分から移る際の基準が、市場第一部への新規上場基準よりも緩和されているため、上場後に積極的な企業価値向上を促す仕組みとなっていない。東証は、以上の課題を踏まえて市場区分の見直しに向けた検討を進め、2022年4月4日に、現在の市場区分を「プライム市場・スタンダード市場・グロース市場」の3つの市場区分に見直すことといたしました。

東証は、以上の課題を踏まえて市場区分の見直しに向けた検討を進め、2022年4月4日に、現在の市場区分を「プライム市場・スタンダード市場・グロース市場」の3つの市場区分に見直すことといたしました。

(上記JPXより)

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画像参考:
https://www.ycg-advisory.jp/learning/jpx_market-restructure/
(出所)上場会社数は日本経済新聞 2021年7月9日「東証1部の約3割「プライム」該当せず 市場再編で通知」より

2. 市場区分の選択期間

2022年4月の新市場区分への移行に先立ち、上場会社には、各市場区分のコンセプトや上場基準を踏まえて、移行先となる市場区分を主体的に選択していただきます。
市場区分の選択期間やその後の予定は以下のとおりです。

2021/6/30 移行基準日
2021/9/1〜12/30 新市場区分の選択申請
2022/1/11 選択結果公表
2022/4/4 新市場区分開始

※上場維持基準未充足の場合
2021/9/1〜12/30 新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書を提出

※TOPIX採用(流通株式時価総額100億円以上が条件)
2021/7 第1回判定
2022/10 第2回判定
2023/10 再判定

3. 上場基準

現在の市場区分に係る上場審査基準はこちらをご覧ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/market-restructure/market-segments/nlsgeu000005mhh3-att/Criteria_jp.pdf

(上記JPXより)

4. DXの観点から見た新市場区分にあたり対応すべきこと

「3.上場基準」はもちろん重要ですが、それ以外にもDXの観点から見た新市場区分にあたり対応すべきことは非常に多岐に渡ります。

例えばプライム市場の場合はグローバルな投資家との建設的な対話を中心に据える企業ということが必要になりますので、

・サイトの多言語対応
・高度なアクセシビリティへの対応
・GDPRを含めた国際的データ保護規則への順守
・サーバやシステムなどにおける高強度なセキュリティ対応
・複数の言語による定期的な情報発信
・国際的な商慣習や風習を踏まえたコンテンツ整理
・開かれた問い合わせ窓口の設置

などが、必要になります。

もちろんスタンダード市場もグロース市場も同様に市場に対して積極的に情報を公開することが必要となりますので、上に記載をした対応を行うことは非常に重要なポイントとなります。

これらを踏まえたサイトリニューアルや社内システム、社内ルールの構築は単純に外部のベンダーに依頼するだけではあまりうまくいきません。

DXは社外のベンダーに任せっきりになるのではなく社内にDXを推進可能なチームを編成することがとても重要です。

5. 株式会社テンタスについて

株式会社テンタス(tentus)はDX領域に強く、御社の社内にDXチームを編成するお手伝いをさせていただくチームです。経験豊富なメンバーがサポートに入り、御社のDXチームが自立稼働するまで伴走をさせていただきます。

テンタスのご紹介(全21ページ)

1、テンタスの3つの強み
2、テンタスの6つの事業領域
3、事業領域における実績紹介
4、オウンドメディア
5、主要クライアント
6、連絡先

👩‍💻現在オンラインによるご相談窓口を設置しております。何かご検討の事項がございましたらご遠慮なくご相談ください。

備考:
・掲載している情報に問題があれば、上記メールまたは弊社HPのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
・記載内容は、現在2021年10月30日までの情報です。
・詳しい事例紹介は弊社noteのマガジン「テンタス事例紹介」でご覧いただけます。

メールでお問い合わせ:
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銭 韻雯:inbun.sen@tentus.jp

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6. 参考


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