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きもの本棚⑤『らくらく15分着付け』で見つけたお手軽な着付けのコツとは

理想の着姿を考えた時、私が今、気になっているのは上半身だ。竹久夢二の美人画のような、揺れるような、ストンとしたシルエットになりたいのに、例えれば、私は五平餅? 上半身がぼわんとしがち。

五平餅の形にならずに済む、目からウロコの「着付けのコツ」が、我が愛読書・石田節子さんの着付けの本の中にあった。着崩れないポイントはなんと、上腕。

詳しくは書籍を確認して頂きたいが、上腕が浮かないようにして、折り曲げた肘の先のトンガリは、体の内側に向ける。最初の裾合わせ等々、両腕をガバッと開くような動作は要注意。

なかなかの不自然な動きだが、ある日、美容室でカラーをして貰っている間に、発見した。ケープをかけられた鏡の中の自分が、着崩れて、上半身が膨らんでしまった姿と良く似ていた。当然ながら、肘のとんがりは、椅子のアームに上。体から外を向いている。

このコツは腰紐を締める時にも効果的で、背中側で、肘を背骨側に向けて、キュッと締めると、びっくりするほど腰紐が締まる。着崩れないし、お腹も苦しくない。

うわ〜、素晴らしい。

『コツがわかれば簡単❗️らくらく15分着付け』石田節子 世界文化社

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