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ふと気づいたらタンザニアの島に住んでいた僕の話


 こんにちは、株式会社Fullcommissionの榎本悠人です。昨日は、休学の話を書いたので、今日は、休学の内容を書きます。 

 突然アフリカが近くなる

 小さいころから、英語に触れ、ホストファミリーをやったり、海外旅行が好きな家族に連れられ海外に行く機会がありました。そんな経験を高校時代までにしていたので、大学は国際観光学という勉強ができる大学に入りました。大学に入った瞬間の僕は、「バイトして長期休みは海外に行くんだー」という想いがあったため、「サークルなんか入って時間使えない」というマインドでいました。が、その勢いも三日で、なくなります。(笑)

 最初にできた友達から「アフリカ研究愛好会の新勧イベントにいこう」と誘われたことがきっかけでした。最初は、あんまりサークルにもアフリカにも興味がなかったので、あまり積極的ではなかったのですが、周りの友達がほとんど行くというので、ついていくことに、、、行ったら行ったで、やっぱりみんなとワイワイするのは楽しくて、先輩の人たちもいい人で、周りの友達も数人入るというので、そのままアフリカ研究愛好会に入会しました。大学当初の勢いとマインドは、どこへ??と皆さん突っ込みたくなるような、他人に流されようですが、これがアフリカと僕の出会いです。

 アフリカに猛烈に惹かれ、ついに初上陸

 周りに流され入ったアフリカ研究愛好会ですが、アフリカという場所に猛烈に惹かれるようになるまでは、そう時間がかかりませんでした。毎週一回の活動を通して、知る新たなアフリカの魅力や情報が、自分に取っては新鮮だった事を覚えています。それまでの海外といえば、アメリカやヨーロッパ。高校の時に、アメリカにホームステイに行ったこととか、英語にしか触れていなかったというのが原因かもしれません。
 そして、ついにアフリカの地に行くチャンスがめぐってきました。サークルと長く付き合いがある写真家の方がウガンダで、子ども達に星空の下映画を見せるプロジェクトをやるというのです。聞いた瞬間に、満天の星空の下、子ども達が映画を楽しむ光景が目に浮かんだ事を覚えています。
 はじめてのアフリカ ウガンダは、自分の中にあったアフリカを大きく変えました。食べたもの あった人 車から見たどこまでも続く平原 見たことないくらいの大きな夕日 すべて新鮮で、今でも鮮明に残っています。帰りの飛行機は、案の定おなかを下して大変だったけど、おなかと戦いつつも、もう一度この土地に来たいと強く願っていたし、何となくもう一度くるだろうなとも思っていました。

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 アフリカの水を飲んだ者は、、アフリカに帰る

 この言葉は、アフリカが好きな人の中では、有名なことわざです。そんな言葉が本当に自分事になったのは、それから一年くらい後でした。小さい頃から英語に触れていた僕の中で、留学に行くことは漠然としてたあこがれでした。2018年の夏の入口、四ツ谷のアフリカ料理屋さんで、アフリカ関係者が集まるイベントがありました。そこで、参加者の人たちと談笑をしていた時に、タンザニアのビーチリゾート ザンジバルにゲストハウスがある事と、インターンも募集している知ったことがきっかけでした。「休学をして、留学をしたいな~でも、英語の勉強だけをしに行くのは、やだな~」と解像度が低い想いを抱いていた僕の中で、休学に関する解像度が一気に高まりました。たぶんその帰りの丸ノ内線の車内で、来年の休学プランを95%くらい確定していました。


 ふと気づくとザンジバルにいた

 2019年の4月4日の朝でした。めちゃくちゃ日差しが強く、飛行機のタラップを下りると同時に、汗が吹き出しました。ついにザンジバルに到着です。大きな問題もなく(あっても気づいていない)、悩むこともなくザンジバルにあった僕は、なんか気づいたらザンジバルにいたというくらいでした。それよりも「またアフリカにかえって来れた!」という満足感に満たされ、ザンジバルの青く光るビーチを眺める8カ月がスタートしました。

 では、また


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