「マイ・ブロークン・マリコ」(邦画)

視聴環境:Amazon prime video

【内容】
自殺した親友の遺骨を盗んだトモコは、遺骨と共に旅に出る。

永野芽郁主演で、話題になった漫画原作の映画化。

【感想】
永野芽郁が荒れた生活をしている若いOL役を好演していて、凄く良い演技をしていました。
が、本人の育ちの良さや人の良さが滲み出ているのが気になった映画でした。
自殺した奈緒だけは、幼い頃DVを受け、色んな男にDVをされ続ける女性役を物凄い説得力持って演じていましたが…
それ以外の役者陣は、子役も含めて、滅茶苦茶好演はしていたけれど、いまいち役にマッチしていないと感じたりもしました。
が、暗いストーリーにも関わらず、何故か不思議に明るく、後味の悪くない映画でした。
主演の永野芽郁の持つ明るさとか華が、この作品のこの明るさとか希望の光みたいなものを感じさせているのかとも思ったりしました。
永野芽郁が役作り(?)で凄く痩せて、手慣れた感じでタバコ吸っていたりするのも、とても役者根性を感じさせたりもしました。
1時間半ないくらいの短い映画でしたが、とても観た後、心に何か大切なものが残る作品でした。

https://happinet-phantom.com/mariko/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?