「自分探し」をしても「自分」なんて見つからなかった

「自分がやったことが直にダイレクトに誰かの役に立っていると感じられる仕事に就きたい！私がやりたかったことはこんなことじゃない！！」
と思い始めてから、「転職」ということを考えるようになりました。
でも、キャリア官僚という職を捨ててまでやりたいことなんてない私。だって、小中高と夢もなかったし。。

そんな時、高校時代の親友から、高橋歩という人を教えてもらって、その人の本を読んでみたんです。そしたら、、、
「人生は楽しむためにある！」「夢は逃げない。逃げるのは、いつも自分。」
というその頃の私には刺さりまくる名言がズラリ。世界中を家族旅行しながら自分のやりたいことをしているその方がキラッキラに見えたのです。
私もこんな人生を歩みたい！でもやりたいことが見つからない！！！というジレンマを抱えて悶々とする日々。
そんな時、その方が主催する世界一周旅のイベントがあると知りました。
チケットが必要なイベントだったのですが、とりあえず直行。
当日券を求める列に一人で並んでたら、後ろに並んでた男の子に話しかけられたのです。
「なんでこのイベントに来たんですか？」
その子はまだ大学生で、学生団体の代表をしている子でした。人生の目標を見つけるとか、何のために生きているのかを考えるための合宿とかしてる団体で（すごく記憶が曖昧・・・）、何のために生きるのかなんてそれまで考えたことのなかった私にとっては、「すごーーーーー！」と尊敬の眼差しの対象となったのです。
溢れる想いを話すと「今度、自分も参加する合宿があるから参加してみませんか？」と誘われました。それが私が自分探しにハマる入口になったのです。。。

「自分探し」という新しい世界がそこにはあった