見出し画像

私学の魅力(同僚編)8

久しぶりにこのマガジンの更新になります。

いい学校にはいい先生も集まる、というのはあながち間違いではないのかもしれません。

人によっては、経験年数を重ねながら少しずつ持ち味を出していくとか、学校の生徒や校風にカスタマイズしていく方もいらっしゃると想います。

ただ、本当に凄い先生というのは、学校という場所の違いや生徒の層にあまり左右されることはないのかもしれません。

初年度からバリバリと指導を行って、生徒からも信頼され、支持されるだけではなくて、しっかりと実力も伸ばしていく方もいらっしゃいます。

いくつかの学校でそういう先生と出会ったことがあります。

異動してきた1年目から存分に実力を発揮される先生は大ベテランが多い家と言われればそういうわけでもなさそうです。また、男性に多いとか女性に多いというような性別によるものもなさそうです。
(もちろん性別に関しては男子校・女子校・共学でも変わってくるとは想いますが‥)

背景も様々で、塾や予備校の経験も長くて指導力が高いのも当たり前という方もいらっしゃいますし、塾や予備校とは全然関係がないという方ももちろんいらっしゃいます。

ご自身の実力を発揮される方はどういう人が多いんだろうと思うこともありますが、コレといった共通点は特に思い当たりません。

ただ、よく生徒のことは見ている(把握している)ようには感じます。

学年や教科内でよく情報交換をしている方もいらっしゃいました。逆に、何にも影響されずにひたすらGoing on my wayの方もいらっしゃいました。

説明がわかりやすいとか、端的・簡潔という場合もありました。
絶対的な知識量で生徒に疑問を全て高いレベルで対応するという場合もありました。

また、実力もしっかり兼ね備えているのに、とっつきやすいキャラクターの方もいらっしゃいました。

そのキャラクターも、生まれ持った場合もありましたし、少し演じられている方もいらっしゃいました。

いずれにしても、生徒と信頼関係を築き上げ、実力を確実に伸ばす優秀な先生方でした。

数字でも表せる分かりやすい例を挙げるならば、赴任して最初の年の自由参加の夏期講習に、学年の生徒の4割が申し込むレベル‥ということが実際にありました。

もちろん進学校でしたが、そこまで意欲的な生徒が揃っていたわけでもありません。ただ、そんな状況にも関わらず、その先生の夏期講習の講座に大量の生徒の申込みが殺到したのです。

急遽、夏期講習の会場を普通教室からホールに変更したのを覚えています。

そういう実力をもった方と出会える可能性が高いのも、ホワイト私学だからかもしれませんね。

そういう方から自分も自身も学び取れる何かがあるかもしれない。同じ職場で、同じ生徒を相手に同じ空気を吸いながら仕事をするうちに、新しい気付きが得られるかもしれません。

\ブログもよろしくお願いします/


サポートいただければ幸いです。いただいたサポートは記事制作のための交通費や文書費などに充てさせていただきます。