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学歴によって救われることはそれなりにある

いわゆる学歴フィルターというような話ではありません。
(どちらかというと逆学歴フィルターかもしれません)

学校によってはもちろん一定の学歴や職歴で線を引いているところはあると思います。

が、今回はどちらかというと「学歴が無いと受からない」という話ではなくて、「学歴があるからギリギリ通過した」というタイプのお話です。

自分が発信している情報の方向性としては、学歴がなくても(もちろんあるに越したことはない場合も多い)、その後の経歴の重ね方によってはホワイト私学への就職も可能というスタンスです。

これは変わってはいません。
詳しくは以下の記事もご参照ください。

今回はどちらかというと逆のパターンでしょうか。

うまいことステップアップしきれずに不安定な身分のまま平行移動を繰り返している方とか、常勤講師や専任教諭の身分で勤めていたことが会ったのにもかかわらず、他校に異動して非常勤講師等として働くなど、階段で例えるなら下っている経歴を持っている場合に多く該当するかもしれません。

心身の不調や家族の状況など、個々に特別な事情がある方もいらっしゃると思います。

その場合は面接等において明確に説明ができれば問題ないことの方が多いはずです。

あとは、その面接までうまく辿り着けるかというお話です。

筆記試験が課される場合は、日頃からの準備をしていたほうがいいでしょう。最も、現職の方の場合は、経歴が長ければ長いほど習熟度は高まっているはずなので問題はないと思います。
ただ、より上位の学校へのステップアップを兼ねる場合は、難関大の問題も安定して対応できるようにしておいたほうがいいでしょう。
意外に旧帝大や国立の上位校の問題を出題してくる学校も少なくないように思います。

書類選考については、これはもう運としかありません。
ただ、その場合でも、学歴が選考通過に導いてくれる場合もあります。

大学はかなり立派な大学を卒業していても、その後の職歴に重ね方で苦労している場合などは、選考する側も察しがつく場合もあって、「とりあえず面接で話を聞いてみようか」とか「筆記試験で点数が取れれば考えようか」というように、先に繋がる場合もかなり多いです。

学歴フィルターは、ともすれば批判の対象になることも少なくないですが、今回の場合の学歴は、フィルターの目をより荒くするイメージでしょうか。

社会人としては苦労していても、学生の頃の努力までが否定されるわけではない。むしろその頃の努力(学歴)をもう一度注目してもらう。学歴に助けられることはやはりこの業界、少なくないと思います。

最初の書類選考さえ通過することができてしまえば、あとは筆記試験や模擬授業などで自分の魅力をアピールすることができます。
実力のある先生は、書類選考さえ通過してしまえば内定まで一本道の方も意外に多いです。
(もちろん教科や科目によって競争率の高い低いはあるので一概には言えませんが…)

まずは応募する学校の先生に会うことができるかどうか。
その観点では職歴に多少の難があっても、学歴で救われることはあると思います。

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