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ありえないわけではないけれど邪推せざるを得なかった話

今日は過去に私が受けた採用試験の中で、帰宅途中に邪推をしてしまった話をさせていただきたいと思います。

話の流れとしては以下の記事に似ているといえば似ています。

内容の酷さから言えば、上記の記事のほうが酷いと思います。

今回の記事は少なくとも自分には不利益はありませんでした。

実際に私が経験した話

場所(都県)は伏せますが、余り交通の便は良くないところでした。

都内でも市部だと電車の待ち時間もあったりしますよね。

そんな感じの地域にある学校です。

要するに、電車の待ち時間がちょっと長めだったり、近くの駅で特急とか急行とかに乗り換えたりするような学校でした。

この学校、複数の教科で教員募集をしていました。

実技科目の募集こそなかったものの、4教科ほど募集をしていたと記憶しています。

結果として、この学校の筆記試験には通過しましたが、疑念を抱かざるを得なかった出来事は帰宅途中に起こりました。

学校の最寄り駅で

先にも述べましたが、この学校の最寄り駅は少々交通の便が悪く、電車の待ち時間はそこそこあったのです。

間一髪のところで電車が発車してしまったため、私は15分ほど次の電車を待たなければなりませんでした。

私は歩くのはそこそこ早いほうなので、学校からの最寄り駅にも比較的早く着いたのです。

もちろん、次の電車を待っている15分ほどの間に、同じ採用試験を受けていた他の方も続々と最寄り駅に着くわけです。

そこそこ大きい駅とはいえ、スーツ姿の大人が10人以上も休日にいるのはやはり普通ではありません(少なくとも何かのイベントがあったんだろうな程度には思う)。

その中で、試験会場でも見覚えのある受験生が2人、近づいて喋り始めたのに気付きました(ちなみに2人の内訳は男女一人ずつでした)。

今でこそ私自身が試験官をやっていて、応募者どうしが実は元の勤務校が同じとか、学生時代の友人だったというケースを見ているので気にはなりませんが、当時の私は若かったので「このひとたちはどういう関係なんだろう?」と気になった記憶があります。

少し離れたところで待っていた次の電車に乗り、特急電車に乗り換えるための大きめのターミナル駅に到着しました。

乗り換えのターミナル駅にて

どうしても小腹が空いてしまい、駅の中のコンビニで飲食物を買いました。

そこそこ時間は経過していたと思います。

お店から出たところで、先程の受験生2人が偶然目に入ったのです。

私は「まだ一緒にいたのか‥」程度に思っていましたが、次の瞬間に女性の受験生が走り出すとともに発した一言に驚愕しました。

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