採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・3(事務室編)
以前、シリーズものにしようと思っていて、書きかけで途中になっていたことを思い出しました。
これから私立学校の教員採用秋の陣が本格化するにあたって、必要な情報だと思ったので更新します。
ちなみに、過去記事はこちらになります。
さて、前回ではようやく学校の中に入り、門構えや入り口、校内に入ってからちょっと風景を眺め回すところまで確認しました。
今回はいよいよ校舎の中に入っていきます。
採用試験を受けに行くときに、大半の場合通ることになるのが事務室でしょうか。
立て看板などで誘導されていくと思いますが、大抵の場合、大人向けの入り口であるメインの入り口から校舎内に入ることになると思います。
来客用の下駄箱があったりしますからね。
場合によっては事務室で氏名の確認なんかもしたりしますよね。
ここで、絶対見逃してはいけないのは事務室に関係するすべてです。
1.事務室の雰囲気・規模・大きさ・綺麗さ
学校で常勤講師以上で勤務したことがあれば、事務室の重要さはよくわかるはずです。
中には、「事務室を敵に回すとその学校では働いていくことができない」とまで言う人もいますが、これはあながち過言ではないと思っています。
もちろん、我々が働くためのいろいろな書類関係なんかも取りまとめたり提出したりしてくれています。
そんな事務室なのですが、そこがきちんと仕事がしやすそうな状況なのか、というのを感じることが大切だと思います。
もちろん、自分の主観で構わないと思います。
日頃から窓口での対応をしている人たちですから、挨拶がはっきりとしていていいなでもいいですし、会場やトイレの場所の案内がスムーズでよかった、でも何でもいいと思います。
事務室の規模もそうです。
書類の整理とか、保管とか、そういうものがしやすそうな十分な空間が確保されているか、というのも1つの指標になることがあります。
かつて私が見た学校の中で最も強烈だったのは、事務室の入り口にペッパーくんがいたことでしょうか。
事務室の存在感も立派でしたし、清潔そうな空間でした。
しかし、ちょっと人間関係的な窮屈さは感じなくもない、というのが正直な感想でしょうか。
2.事務室の連携の様子
ということで、やっぱり大切なのがこれ。
もちろん、事務室の中でのコミュニケーションや連携なんかのやりとりが見れたら儲けものですね。
ある学校を受けに行ったとき
女性職員「社会科で応募されたんですね、少々お待ち下さい。」
(奥の方で)
男性職員「違うって!社会科の応募者の書類はそっちじゃなくてこっち!!(少し怒気を含んだ声で)」
みたいなことが実際にありました。
なんか、職場の中でもヒエラルキーのようなものを感じなくもないですし、ちょっとなぁ、と感じてしまいました。
また、事務室内でのやりとりだけでなく、教員との連携も大切です。
立ち番の教員「あ、トイレはこちらになりますー。」
事務職員「あ、私誘導やりますよ、先生は案内の仕事続けてください!」
みたいなスムーズな連携を見て心地よくなったこともありました。
さいごに
今回の記事は重要な事務室まわりで終わってしまいました。
なかなか肝心の教室設備とか試験問題まで到達できません。
今後も気長にご期待ください(笑)
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